別冊フレンド3月号のきみはかわいい女の子26話の感想です 
きみはかわいい女の子 episode_26. いちのへ瑠美 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！ 
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
とってもノリノリの タケくん…！！ 大音量＋大音痴の タケくん…！！ 
不思議な組み合わせの男の子3人で始まっている カラオケ大会、不思議な空間ですね。
もはや この場にいるだけで苦痛そうな清藤くんに対し、タケくんは どこまでもマイペースだなぁ。
とはいえ、カラオケに来たのだから 歌うことを勧めるのは、普通のことだと思いますよ？ 
「人前で歌なんか 歌えるか！」って、清藤くんらしいセリフだとも 感じましたが！ 
一方、最初は 清藤くんと同じく、どんよりしていた 正宗くんだったけれど、
せっかく入ったカラオケで とにかく2時間、ヤケクソになって歌ってくれる 正宗くん。
タケくんが とっても楽しそうで何よりです。
正宗くんは、やっぱり帰ろうとする清藤くんを 止めたくて、
あんな風に「0点」「0点」と けしかけるようなことを言ったのでしょうね？ 
でも まさか「勝負だ」と言い出され、逆に けしかけられるとは予想外だったはず！！
「俺が勝ったら なんでもひとつ 言うこと聞いてもらおーじゃねーか…」「なんだ？ 自信ねーのか」
「いーぜ 受けて立ってやる！！ こーなったら 退室時間まで合計点で勝負じゃ！！
おまえが負けたら 俺のゆーこと全部 聞ーてもらうからな！」
演歌しばりの 清藤くん、対する正宗くんは 童謡しばり。
歌って 張り合って 邪魔をし合って、わりと楽しそうだなぁ って思いました。
2人の勝負のせいで 歌えなくなってしまったタケくんは、かわいそうでした。
勝負は キセキの引き分け！！！！ まさに 互角の戦いでした！！！！ 
正宗くんも 疲れていますが、倒れるほど頑張った 清藤くん。たしかに 清藤くんの勝ちですね。
「いーよ もう おまえの勝ちだ ……そんななってまで 言いたいことがあるんだろ」
少し たじろんでいた様子の清藤くんでしたが、話をする決心をした……と思ったら、
まさか清藤くんまで 誓約書を出すとは、びっくり！！ 
内容は もちろん全く別で、『小枝つぐみを一生 大切にします。』と シンプルに一行ですけど、
しかし、わざわざ誓約書を 手作りしてくるところ、本当に 小枝ちゃんと似ています。
「こんなのなくても 俺は俺で小枝ちゃんを大切にする」
そう言い切ることができる カッコいい正宗くんだけど、
小枝ちゃんと 似た者同士の清藤くんのこと、羨ましく感じちゃうのですね。
だけど、もっと羨ましく感じているのは 清藤くんの方―――
まさか 清藤くんが、文化祭の ちびデレラを観に来ていたとは、またまた びっくりしました。
もしかしたら会えるかも と期待をしていた清藤くんが、小枝ちゃんを 見つけることができた清藤くんが、
きっと あの落とした靴を拾ってあげたかった清藤くんが、眺めた光景は あのシーン…。なんて切ない…。
それでも、もう清藤くんの気持ちは 整理がついているのですね。立派です！ 
「……ほんとは わかってたよ はじめから あんたが あいつを変えたんだって
今さら どうにもできないって………
…俺が大事にできなかった分まで あいつとずっと いっしょにいてくれよ
それだけで 俺はもう心残りはない！」
一度は突き返した契約書だけど、清藤くんが どんな想いで、この契約書を作ってきたのか。
それを知って 受け止めたから、正宗くんは 自分から契約書を再び、手にとってくれたのだと思います。
正宗くんが 引っ越しの件を知っていることに、清藤くんが驚くのは 当然ですね。
だって「人脈」なんて嘘ですもん！！ ぐーぜん ききだせただけ、ですもん！！
小枝ちゃんにも 何も言わず、黙って去ろうと考えていた 清藤くん。
それを阻止した正宗くんが、小枝ちゃんのため だと言い張るのも、ただの かっこつけなのでは？ 
「…かんちがいするなよ 俺は小枝ちゃんが悲しー顔すんのが やなだけ！」
正宗くんと 清藤くんも、どこか似ていて 通じるものがあって、2人の間に 友情を感じた気がしました。
想いを託した 清藤くんを、託された正宗くん。そして 小枝ちゃんは……？
清藤編クライマックス、ここから どのような展開となるのか、次回も気になります。楽しみです！！！！
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