クイーンズ・クオリティ 34話 | 7巻ネタバレにご注意ください

2018年4月22日

ベツコミ5月号のクイーンズ・クオリティ34話の感想です

クイーンズ・クオリティ　第34話　最富キョウスケ先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！

　別窓で記事がでます

・

ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

突如開いた、蝙蝠の骸間に落ちてしまった文……！！

文を助けるため自ら飛び込む、玖太郎と白猫さんがカッコいいですね。

そしてタカヤの活躍ぶりに、前回から驚かされっぱなし！！！！

本来の「玄武の蜥蜴」姿だと頼もしさが半端ない！あ、もちろんいつも頼もしいけれど！

タカヤの背に乗せてもらって一旦は安心したけれど、追ってくる「生贄」たち―――

正直、すごく不気味でぞわっとしちゃいますね。

「この奥底のどこかにあるのです　蝙蝠の「骸間」が

蝙蝠の…　…弥太郎の残した記憶と思いの残る場所　あなた方がそこに行かねば

失われる前に言ってやらねば　彼を休ませてやることができません」

文たちを導いてくれる白猫さん。そして、喋る玉！？たまが喋った！？

「骸間」に着くには「鍵」を斬る必要があると、教えてくれたたまは、一体どういう存在なのでしょう。

「あんたたちを導きながら逃げている　葛藤してるんだ使命と恐れの間で

その葛藤を凌駕する圧倒的な信念で追い詰めて仕留めろ　意味はわかるね？若い子らよ」

タカヤでも追いつかないスピードで逃げる「鍵」を仕留めるため、今ここに鈍色の女王を。

文も玖太郎も落ち着いていて、迷いはありませんね。

「…ふみ　いいこだ　いけ」

力を必要とする文を、鈍色の女王を、またしても邪魔する白の女王は、

文が傷つかないように守ろうとしている…？

だけど、そんな白の女王の言葉をはねのけた文が、とても強くてカッコいいなぁ、と思いました。

「力が欲しいのはぬるい善意のためじゃない　先の見えないこの瞬間を必死で生き抜くためです

迷いや恐怖で思いがかき消される前に　全身全霊でこの瞬間を切り開かないと

次の瞬間は手に入らない」

胸騒ぎを感じても信念を貫く文。その圧倒的な信念があるから、

鈍色の女王になった文は「鍵」を斬ることができたのですよね。

「鍵」を斬って文たちが転送された先は、蝙蝠の骸間。このお家が……？

しかも、家の中には玖太郎のお母さん、灯子さんがいてびっくりしました！！

「いろいろ聞きたいこともあるだろう　案内するからついておいで」

蝙蝠の… 弥太郎の骸間で、灯子さんが様々な謎について明かしてくれるのでしょうか。

そして、お母さんの姿を見つめている玖太郎は、すごく穏やかな表情をしていますね。

灯子さんと玖太郎がどのような会話をするのか、とっても気になる！！！！

出迎えてすぐに「玖太郎おおきくなったねえ」と笑っていた灯子さんも、

玖太郎に聞いてみたいこと、言いたいこと、いろいろあるのでは？

普通の男前に戻ったはずのタカヤが、「汚いおっさん」と言われているのは笑ってしまいました。