ベツコミ7月号の藤原くんはだいたい正しい29話の感想です 
藤原くんはだいたい正しい lesson29 ヒナチ なお 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください！ 
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
そんな……！！ 藤原くんから ヒツジちゃんと話す機会を求めたのは、
ヒツジちゃんにキスした 行動の訳を、誤魔化すためだったなんて……。
本心を言ったって 更に避けられるだけ、なんて 勝手に思い込んで、
また自分の気持ちから逃げるとは、藤原くんらしくない気がします。
だけど それだけ、ヒツジちゃんに対して 慎重になっている、ということですね。
藤原くんにとって 遊園地という場所は、良則くんのことを 思い出してしまう場所で、
できれば あまり行きたくないのだと思いますが、でも ヒツジちゃんの希望に沿ってくれた藤原くん。
相手がヒツジちゃんじゃなかったら、断っていただろうなぁ と思います。
藤原くんにとって ヒツジちゃんは、どれほど 特別な存在か、よく分かりました。
しかし、ヒツジちゃんが今日中に 遊園地に来たかった理由は、
白滝くんへのプレゼントのため 世界のお菓子展に来たかったから、とは ちょっと切ないですね。
藤原くんは 気にしてない様子だったけど…。むしろ、これを いい機会だと捉えていて、すごい！！
「もしかして 今が頑張るところ…？」
「お前が言ったんだろ 「毎日笑顔で過ごせるように 頑張らなきゃ」って」
ヒツジちゃんのおかげで 藤原くんは変わっていくこと、嬉しくなっちゃいます。
本当だったら この日、ゆっくり お話をする予定だったけれど、
あんなソワソワしていた ヒツジちゃんに、遊ぶな 乗るな、なんて 言える訳ないですね！ 
ちびっ子ちゃん達に なぜか懐かれてしまい、2人きりですら なくなってしまったけど、
何度も さすがヒツジちゃんだなぁ、と思う展開でした。
『約束を守って 遊園地に連れてきてあげられてたら
良則も あんな楽しそうに 笑ってくれてたんだろうか？』
ぼんやりと、良則くんのことを考えて 暗くなっていた心の内を、藤原くんが 見せられたのは、
ヒツジちゃんが、真っ直ぐに 少し強引に、ぶつかってきてくれたから。
観覧車に乗って どんなに空へと近づいたって、良則くんと 話ができるはずはないけれど、
ヒツジちゃんなりの 優しい励まし方に、うるっ としちゃいます。
「弟くーん！！ 藤原くんのこと 怒ってないよねー！？」
返ってこないはずの、「おこってないよ」という答えが、返ってきた。
それは 良則くんからの返事ではなくて、さっきのヒツジちゃんに懐いていた子たちからの返事だけど、
藤原くんにとって 大きな意味を持つ出来事になったのですね。
『返ってくるはずのない返事が 返ってきた 弟からの答えじゃない けど それでも
許してもらえた気がした』
ずっと泣けなかった 藤原くんが、涙を流せているのは、ヒツジちゃんのおかげ。
また さらに大事な存在となったヒツジちゃんに対し、本心を言わずに 誤魔化すなんて、
やっぱり 藤原くんにはできませんよね 
「本当は 今日 適当に誤魔化せないかと思ってた お前に避けられたくなかったから」
「けどもう 適当なことなんて 言える気がしねー…」
「オレは お前が好きなんだよ ヒツジ」
あまりにも予想外だった 藤原くんの「話」を聞いて、頭の中が 真っ白になって、
そして その後、ヒツジちゃんは 何を思うようになるのでしょうか！？ 
次回が気になり過ぎます……！！ 待ち遠し過ぎます……！！
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