ベツコミ9月号の藤原くんはだいたい正しい31話の感想です 
藤原くんはだいたい正しい lesson31 ヒナチ なお 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！ 
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
劇の練習期間も もう終盤に入っているのですね！！ 藤原王子と白滝王子、どちらも 様になってるー！！
一方 ヒツジ姫は……、ちょーっと 噛みすぎかな……。
演劇部の合宿に参加して いよいよ本番前の総仕上げ、という段階なのに その出来映えでは、
厳しく指導されてしまうのも 仕方ないのでしょうね。
しかし、ヒツジちゃんには 集中できない理由があって、そのせいで怒られちゃうのは かわいそうでした。
だって 白滝くん…、藤原くんを ヒツジちゃんに近づかせまいと警戒して、
あからさまに、露骨に ピリピリしてるんですものね…。
『白滝くんが ずっと こんな調子でピリピリしてて 気になって気になって
集中なんて できないんだよ～！！』
『……心配してくれてるんだろうな… けどねっ 藤原くんのことは ちゃんと断ったし！！』
『安心して！ そして劇に集中させて―――！！』
結局そのまま 集中できなかったのだろうヒツジちゃんは、体育倉庫で 居残り練習。
ただでさえ疲れている上に 連帯責任で王子2人も一緒だなんて、ヒツジちゃんの体が 持たない……！ 
みんなと一緒に 花火で遊ぶことも許されず、夜中まで 練習に励んでいた ヒツジちゃん。
疲れ果て 寝落ちてしまったのは、無理もありません。
だけど、ヒツジちゃんが急に眠ってしまったから 聞くことができた、藤原くんと白滝くん 2人の会話！！ 
最初は少し ハラハラしたけれど、2人のヒツジちゃんへの想いに キュンキュンしちゃいました 
「ヒツジだけは特別 簡単に諦めたら一生後悔する気がする」
「自分でも びっくりしてるけど 多分 初恋ってやつなんだろうね」
藤原くんと白滝くんにとって ヒツジちゃんは、自分を 変えてしまった存在―――
ただ『好き』って気持ちだけではなく、ヒツジちゃんのことを「なんなんだ」と思う気持ちまで、
2人は 同じなのですね。やっぱり 2人は、気が合う友達 なのですよね。
起きたら両隣に Ｗ王子 …なんて、羨ましいを通り越して 心臓に悪そうだな、と思いました。
『何！？ 何！？ この状況！！！ 何がどーなって こーなってんの―――！？？』
寝起きのヒツジちゃんが 大混乱に陥ってしまうのも、それは 当然です！ 
しかも、寝ぼけた藤原くんに ぎゅっ とされては、真っっっ赤になるのも 当然！！ 
「！？？ 悪い 夢見てたから 夢の続きだと思って」
「続きって…って 私の夢 見てたってこと？」
藤原くんまで 真っ赤になっちゃうなんて、見ている こちらは、もう キュンキュンが止まりません……
ただ ヒツジちゃんが、藤原くんに ときめいてしまうのを、自分に『だめ』と 言い聞かせていること、
後から目覚めた白滝くんが 焦った表情を浮かべていたことは、ちょっと 切なかったです。
目は覚めたけど、まだまだ時間は 夜でしたか！ まだまだ 花火を楽しめる時間！ 
ヒツジちゃんのため 花火を分けてもらっていた藤原くん、優しくて 気が利いていて、
さすがだなぁ と思わずにはいられません。ヒツジちゃんに 何も言わないところが、カッコよすぎ
藤原くんの そういうところ、白滝くんは 羨ましいのでしょうね。
『…… ムカツク ヒツジを喜ばせてんのが オレじゃなくて… なんで お前なんだよ』
白滝くん…、かなり余裕が なくなってきていますね…？
線香花火に込める 願い事。言わなかった藤原くんと ストレートに言った白滝くんは、
返事が すごく対照的でしたが、でも 願い事の内容は、やっぱり 同じようなもの…だったのかなぁ。
「んー… じゃあ オレは ヒツジの彼氏で いられますように」
「オレか 藤原か ヒツジは どっちの願いが叶ってほしい？」
「じゃあ 仮に 藤原の願いが オレと同じようなもんだとしたら？ どっちに叶ってほしい？」
白滝くんと藤原くんの ヒツジちゃんを見上げる瞳が、縋るような視線に感じられて 切なくなります。
果たして、ヒツジちゃんは 何と答えるのでしょうか……！？ 次回が 気になって仕方ありません！！
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