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Cheese!(チーズ)8月号の王の獣 6話の感想です キラキラ

王の獣 第6回 藤間 麗 先生 著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください! お願い

 電子コミックが無料で読める情報の更新再開しました ハート

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ネタバレ大丈夫ですか?アセアセ

単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

子供の頃から『亜人』というだけで、辛く苦しい想いをしてきた 藍月。

弟を殺した人間を 憎み続け、復讐を糧に 生きてきました。

しかし、天耀の従獣となった 今は、藍月の目には 世界が違って見えています―――

第一皇子の旺眞(おうしん)と会って話した 天耀と藍月ですが、実のない会話で終わりました。

この国の皇子の関係は とても希薄で、互いに 真意を見せません。

小さい頃から 身体が弱く、他の皇子より できないことが多かった、旺眞。

それ故に 天耀は、旺眞を どう捉えていいのか、分からずにいます。

天耀の許可を得て、藍月は 旺眞を見張りました。

『…ほとんど部屋に篭りきりで 人の行き来もない  従獣すら日に一度も訪れていないこともある……

僕の監視がばれていて 動きがない…というわけではなさそうだし  …少し…踏み込んでみるか』

藍月は、旺眞の従獣 逞牙(ていが)と接触を図ります。暇ならば 剣の相手をしてほしい、と。

そして 手合わせをすることになったものの――― 逞牙の弱さに びっくり…!

「修練なんか するかよ  なんの役に立つんだ」「あの皇子を いつ守るんだ  外にも  戦にも出ない

無気力 無能の第一皇子だぜ」

警戒して 嘘をついているのか、それとも 本心なのか……?

見張りを続けていた 藍月は、旺眞と逞牙の会話を 盗み聞きします。

管轄地にて 人間と亜人で諍いが起こった、その報告でした。

すると 旺眞は、ろくに調べず 亜人を有罪にしてしまうのです。逞牙も すんなりと受け入れてしまいます。

黙っていられなくなった藍月は 2人に抗議しました。逞牙だって おかしいと思うだろ、と―――

「…わかってるだろ おまえだって 人間は悪くなくて 亜人だと悪い  そんな国じゃないか 何を今更

本当はその亜人は 無罪だろうさ

だからこそ おおっぴらに罪を擦りつけることができなくて 争いになってるんだ

そんな話ばっかりだ ここに持ち込まれるのは」

「僕たちは ここにいるんだぞ!!  普通なら到底 声の届かない…  皇宮の  皇子の

側にいることができる 唯一の亜人なんだ…」

「だからなんだ」

逞牙と藍月の言い争いを 黙って聞いていた旺眞が、口を開き 藍月に問います。

「…天耀ならば  おまえの進言を聞くと?」

藍月は、自信を持った表情で はっきり「はい!」と答えました―――

黒幕の本命かと考えられていた 第一皇子だけど、柔らかい物腰の 旺眞は、

心から 争いを嫌っている、とても優しい人だと 感じます。しかし、無気力…。汗

従獣に「無能」と言われてしまうのは 身体の弱さのせいではなく、

気持ちの弱さが 原因なのかもしれませんね。逞牙も、悪い人ではなさそうですし。

旺眞と逞牙の関係も、2人が互いに 相手を信じることができたなら、大きく 変わる気がしました。

少し前の自分を 棚上げし、第一皇子に 無礼を働いてしまったこと、

天耀の前で、ものすごく反省し 謝ろうとする藍月は、可愛すぎますね……!! きゃ

そして、そんな藍月の凹みっぷりを 笑い飛ばしてくれる、天耀の器の大きさに 惚れ惚れしちゃいました き

胸を張って行ってこい と、天耀に背中を押されて 動き出した藍月は、

人間と亜人の間で起きた諍いを 調査し、理不尽を正すことが できるのでしょうか!?

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