うそカノ10巻の感想です 
うそカノ 10巻 林みかせ 先生 著
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すばるたちは 高校3年生に進級し、新入生を迎えます。
入谷くんと 同じ中学だった、西森スミレちゃんが 入学していました。
スミレちゃんは 入試1位で入学、容姿端麗、さらに自分を高めることに 余念がありません。
そんなスミレちゃんが、高校入学を機に始めた インスタグラムのため、写真部に入部してくれます。
部員の写真を見た中、時田くんの作品が 気に入ったことから、2人は急速に接近していきました。
スミレちゃんの登場を経て すばるは、入谷くんに もっと近付くために、勉強に力を入れ始めます。
一方、彼氏の入谷くんは、すばるの行動や言動に 煩悩を刺激されっぱなしです…！
すばるは 進路を決める時期になったものの、自分の希望が決まらず 悩んでいました。
そんな すばるを、男友達の和久井くんは 大学のオープンキャンパスへと誘います。
そこで家政学部の面白さを知り、すばるは 進路を固めました。
すばる、和久井と一緒に オープンキャンパスに同行した、すばるの妹 トモちゃんは、
同じ大学構内で撮影会をしていた 時田くんとスミレちゃんを見かけます。
それ以来、二人の言動に モヤモヤが募り、つい時田くんに キツイことを言ってしまうのです…。
その出来事から、トモちゃんは 自分が時田くんに甘えていたことを自覚します。
時は流れ、すばるは 指定校推薦で志望校にしていた女子大に、合格することができました！
10巻も、すばると入谷くんとの やりとりがラブラブで、ほっこりします。
主役カップルのラブ度が高いと 嬉しいです！
特に、いつもポーカーフェイスの入谷くんが 煩悩に負けそうになり、
成績まで落としてしまう姿が意外で、思わずキュンキュンしちゃいました。
2人の、相手への「好き」と 思いやりを、きちんと言葉や態度に出すところに 好感が持てるので、
すごく応援したくなります。
クライマックスが いよいよ近づいているように感じるのですが、
2人は ずっと寄り添っていけるだろうなぁ、という安心感がありました。
また、トモちゃんと時田くんとの関係にも 進展が見られます。
素直で優しく 男らしさも見せる時田くんへの気持ちに、やっと応えてくれる！と ドキドキしたものの、
まだ そこまでは進展しませんでした。
しかし、トモちゃんが 自分の非を認め、謝ることができたので よかったです。
2人とも いい子なので、上手く彼氏彼女に まとまってくれれば嬉しいな、と思います！
次の11巻も 楽しみです。
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