LaLa(ララ)11月号の斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない24話の感想です
斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない #24 晴海ひつじ 先生 著
ネタバレありの感想です! ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
お母さんの日記に書かれてあった、浬くんが いそうな場所の手がかり。
確かな手がかりではないけれど、自分の直感を信じて 行動を起こした風香は、すごいと感じました。
まさか、学費のためのお金を 下ろしてまで……。
だけど 今の風香にとっては、どうしても必要な お金だったのですから、
お父さんとお母さんは きっと許してくれると思います。
電話で事情を聞いた 宰さんが、冷静さを欠いた探し方だと言ったことは もっともだけど、
それでも 可能性を信じて、浬くんを見つけ出そうとする風香は カッコいいなぁ、って思いました…!!
燈さんに ヒントをもらえて、何とか辿り着いた 廃墟の教会で、
浬くんを見つけた 風香のキラキラした表情が、とても印象的です。
本当に、心から嬉しいことが ストレートに伝わってきました。
逃げようとしたけれど、風香が転んでしまった 戻ってきてくれる、そんな浬くんの優しさも 素敵ですね。
「浬君のお母さんが教えてくれました」
「これに… お母さんの日記に 書いてありました
浬君と道に迷って ここに辿り着いたって 読んでください」
日記を読んでも 救われない浬くんの心を、風香の言葉が救ってくれたシーンでは、
ものすごく感動して 思わずジーンとしちゃいました……!!!!
風香が 浬くんを見つけ出してくれて、本当に よかったなぁ、と思います。
「浬君だって いい子だったじゃないですか」「8歳の浬君 お母さんの為に働いてたなんて 優しい子です」
「宰さんに聞きました 浬君 そういうのは 天才だからできて当然なんてものでは ないはずです
浬君 今までよく頑張りましたね」
そう言ってくれて、手を握ってくれて、抱きしめてくれて、涙を受け止めてくれる 風香の大きさ。
たしかに、『お母さん』みたいな存在だと思います。
だけど、浬くんが 風香に求めているのは、『お母さん』ではないのですよね。
「俺 この朝日を見に ここに来たんだ 昔見た時も シンプルな気持ちになれたから」
「風香 好きだよ」「バカなこと言ってないで 俺と付き合えよ」
ついに両想いになった 風香と浬くん!! 本当に よかった!! 嬉しい!!
無事に 2人が戻ってきたことを、泣いて喜んでくれる 宰さん達も、きっと 祝福してくれると思います。
浬くんを捜し回って 汚れてしまった、宰さん 湊くん 燈さん。3人に 珍しく素直な言葉を伝えた、浬くん。
兄弟の絆も これから、さらに どんどん深まっていきそうですね!
次回は どのような展開になるのか、とっても 楽しみになりました