斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない　23話 | 5巻ネタバレにご注意ください

2018年8月27日

LaLa(ララ)10月号の斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない23話の感想です

斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない　#23　晴海ひつじ先生　著

ネタバレありの感想です！ご注意ください！

　別窓で記事がでます

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ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

連載再開！待っていましたー！嬉しいです！

そして、物語は最終章に突入とのことで、これまで以上に見逃せない展開になってますね。

燈さんが浬くんに歩み寄ろうとしてくれているのだから、あとは燈さんから謝ることができれば、

お母さんを巡ったわだかまりは、きっと消える。きっと上手くいって 2人は―――

そう思っていたのに、まさかこんな緊迫した雰囲気になるとは。

浬くんが風香のことを、「家族の一員」だと言ってくれたばかりだったからこそ、

余計に辛い展開になってしまいましたね……。

湊くんが風香たちと同じ高校に進学希望、という嬉しい話題があってご機嫌だった浬くんが、

まさかあんなに怒るとは、風香も燈さんも、思いもしなかったのは無理もないでしょう。

燈さんに謝られること、それが浬くんにとってどういう気持ちになることか、知らなかったのですから…。

多分、宰さんもこんなことになるとは、予想できなかったのだと思います。

「寂しい思いをさせただ？あれは母親が勝手にやったことだ

そうだよな選ばれるのはいつもお前だ　どんなに疲れててもお前には構って

それでも　あの日俺は母さんの視界に入るはずだったのに　その機会を奪っておいてどの口が」

慌てて浬くんを止めた、宰さん。一旦は落ち着いてくれた浬くんですが……、

この家にいることが苦しくなってしまったから、浬くんは出て行ってしまったのでしょうか…。

今まで秘密にされていた浬くんと宰さんの「約束」を知った燈さんは、

やっぱりショックを受けていたけれど、宰さんの言う通りきっと受け止め、乗り越えられると思います。

「じゃあ浬は母さんの為に働いて　なのに母さんにそれを知ってすらもらえなかったって事？」

「ごめんな燈　お前がそうやって気に病むから本当の事言えなくて

でもあれは事故だ燈は悪くない浬もそう言ってた」

燈さんも風香も、誰も悪くなんかありません。浬くんたちのお母さんだって、

何も悪くないのだと、あの日記が教えてくれました。

「宰と浬には構わなくても大丈夫って甘えてたって事でしょ？

血の繋がりに安心して　しっかり者の2人を頼りにしてたんだ」

『そうか… 浬君に伝わってなかっただけなんだ…　お母さんはずっと浬君の事も大好きだったんですね』

早くお母さんの日記を、浬くんにも見せてあげたい……のに、もしかして浬くん、

電話で自分の気持ちを明かしたら、このままずっと帰らないつもりじゃないですよね……！？

「あのさ宰…　冷静に考えて俺自分を理解したんだ

俺が宰との約束を守ってたのは燈を傷付けない為じゃない　俺のプライドを守る為だった」

「…　なんか…疲れた」「帰らない　その家は思い出が多すぎる」

浬くんが風香のことを「部外者」なんて言ってしまったのも、大混乱中だから…でしょうか。

自殺を考えている、ってことはないと思いますが、一刻も早く浬くんを見つけなくては……！！

「そうだよ　俺達は家族だ！一緒に浬迎えに行こう！」

宰さんの力強さにジーンとしちゃいました。

そして、浬くんの居場所の手がかりはお母さんの日記の中に―――？

この続きはどうなるのか、次回が気になりますね…！ 11月号が待ち遠しいです…！