ベツコミ10月号の恋にならないワケがない24話の感想です
恋にならないワケがない episode.24 吉永 ゆう 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
創が切り出した「大事な話」は やっぱり寧々の進路について、でしたか…!
「最近 そういう話題 出ないから その後どうなのかなって… もし悩んでるなら 話だけでも聞くし」
進路を決められずにいた 寧々は、創の方から聞いてきたことで 変に焦ってしまったのですよね。
もちろん 創が悪い訳ではないけれど、「結婚」の意志を見せた寧々が 心の中で望んでいた通り、
拒絶だと感じてしまうような言葉は 選ばないでほしかったな…と、感じてしまいました。
「それは… 無理だよ 来年は社会人として 環境が大きく変化して 学ばなきゃいけないこと 沢山ある
そんな中で 結婚は考えられない でもそれは……」
創が言っていることは とても正しくて、寧々は ちゃんと話を最後まで聞くべきだったのでしょう。
だけど、自分への恥ずかしさで いっぱいになってしまった寧々、その余裕が なかったのですよね……。
『全部 わかってたことだ 創さんの言ってることが 全て正しい
おかしいのは 自分から傷つきにいって 泣いている私だ』
一方 創も、もっと寧々に寄り添う言葉を かけてあげられず、後悔している様子だし、
読んでいて もどかしく、何だか 切なくなってしまいました…。
落ち込んでいる寧々の話を 聞いてくれた乙川くん!! すごく優しくて カッコよくて、素敵です!!
あんなに真剣に、厳しく 優しく、寧々を励ましてくれるとは 予想外で、思わず 感動しちゃいました。
「…嬉しかったと思うよ 単純に すぐに それを叶えてやることはできなくても
好きな子に そう言われて いやな気持ちになるわけない」
「甘えることは 悪いことじゃないけど ずっと一緒にいたいと思う相手がいるなら 尚更
一人でも歩ける力を持ってなきゃ ダメなんじゃないのかな」
乙川くんの言葉で 寧々は、自分を変えていく キッカケをもらい、
そして、寧々の中の 創を信じる気持ちが、寧々に 覚悟を決めさせてくれたのだなぁ、と思います。
動物看護の学校が ずっと気になっていたのに、寧々が 前に進めずにいたのは、
寮生活になってしまうかもしれないから。なるほど…、そういうことだったのですね。
遠距離恋愛になったら 創の気持ちが離れてしまうのではないか―――
その不安が 寧々を立ち止まらせていたのですね……。
でも、ちゃんと創に すべて話せたことで、創も 寧々に素直な気持ちを明かしつつ、
応援してくれると言ってくれたのだから もう安心!!!!
「…おれは… 寧々には ずっとそばにいてほしいと思ってる
おれは 寧々が思ってるほど 強くないから そんな…急いで大人になろうとしなくていい
ずっと おれだけを見ててほしい」
「なんて身勝手が 許されるなら いいのにな
うそだよ なんだよ そんなすぐに決断出すかよ さみしいこと 言うな
寧々に そう言われたら おれは 応援するしかないだろ」
「寧々なら大丈夫だよ どんな時でも 自分の気持ちからブレなかった
その強さを おれがいちばん知ってる 万が一 頑張れなくなったら おれが責任 取ってあげるから」
迷いや 不安を、受け入れて 乗り越える。寧々と創なら 絶対にできると、私も信じています…!!
次号、いよいよ 最終回。どれほど素敵な結末を 迎えてくれるのか、今から とっても楽しみです