Betsucomi 1月号のこんな未来は聞いてない!!Return 最終話の感想です 
こんな未来は聞いてない!! Return アラサーの事情 八寿子 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください！ 
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
この3回目で「Return」も 最終回なのですね。最後の主役は 未来の佳代！！
1回目の佳代や 2回目の櫛田さんのお話は、本編の最終回後の お話だったけれど、
未来の佳代のお話は 本編中の補足、実は こんなことがあった、と知ることができる お話だったと思います。
たしかに、コミックス②③巻を併せて読めば なお楽しい！ 全巻を読めば もっと楽しい！ です！ 
さて、いきなり 未来の佳代の結婚式！？ かと思いきや、ブライズメイドでしたか…。しかも ひとりで。
3巻冒頭の続き、友人ハルっちの 結婚式だったのですね。
『真之介を あきらめて 瀧君との未来を 佳代に託して もとの時代に帰ってきたってのに
これじゃ前のルートと 何も変わらない……………！！』
だけど、控え室で聞いた話の中で 真之介の結婚のいきさつが変わっていた。相手は 櫛田さんじゃなかった。
だから 未来の佳代はチャンスを求めて、もう一度 過去にタイムスリップすることを決めたのですね。
このルートのタイムマシンを 手に入れるため、瀧くんに探りを入れてでも。まぁ バレバレでしたが。
鋭い 大人の瀧くん、カッコよくて 素敵ですね～ 
「結婚したいなら オレとすればいいじゃない」
お酒を飲んでいたし、「なあーんちゃってえ～～～」と ふざけていたけれど、
実は 本気だったのではないかな？ という気がしました。
今回のお話は 瀧くんが主役のお話でもあったなぁ、なんて思います。
未来の真之介と久々の再会をした 未来の佳代の辛そうな表情は、見ていて とても切なかったです……。
結婚していても してなくても、佳代は 佳代。真之介の優しい言葉が 嬉しいからこそ、
真之介の笑顔を 独り占めしたくなってしまう、未来の佳代の気持ち… 痛いほど伝わってきました。
『一瞬 気持ちが軽くなった気がした 過去に戻ることなんか 忘れるくらい けど やっぱりムリ
あの笑顔がもう ほかの誰かのものだなんて』
瀧くんの研究所に忍び込んで タイムマシンを勝手に使ってしまうくらい、
未来の佳代の 心は、追い込まれてしまっていたのですね。
2度目のタイムスリップ後の 未来の佳代が、どうして あそこまで焦っていたのか、
過去の自分を 思い通りに動かそうとしてたのか、よく分かりました。
結婚だけが 前じゃない。佳代に そう言われても、未来の佳代の気持ちは まだ後ろ向きで、
そんな気持ちを 変えるキッカケを、実は 瀧くんが与えてくれていたとは！！ 
過去の瀧くんも 未来の瀧くんも、どっちも 本当にカッコいいです……
瀧くんの言葉があったから、未来の佳代が2028年に帰る あのシーンに繋がるのだと分かり、
本編の感動が さらに大きくなりますね。
Returnシリーズとして「こんな未来は聞いてない!!」を また読むことができて、
本当に嬉しいなぁ と改めて思いました！！！！
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