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ベツコ12月号の クイーンズ・クオリティ 51話の感想です

クイーンズ・クオリティ 第51話 最富 キョウスケ 先生 著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!

何とか危機を脱した 文と玖太郎は、蛇に話をつけるため ウチガワへ行きました。

そして、実は めっちゃくちゃ弱いことが判明した 蛇に、苛立ちを ぶつける 文…。

玖太郎のフォローのおかげ()で 文の怒りは静まり、話は本題へ。

「でもやっぱり驚いたな  蛇同士で そんなに力の差があるものなのか」

「……  そりゃ あるに決まってんだろ  …正直あそこまで あるとは思わなかったけど

 俺はおまえとの取り引きのせいで 色々 やれてない

 まず第一に  依代のおまえを支配下に置いてないから  おまえの身体も精神も 自由に使えない

 本来 依代の精神は 蛇(おれ)の基本的な主食になるもんだ  依代の精神から「願」を中心に あれこれ吸い出して 力にする

 その精神と人格が枯れ果てて 消えるまで  延々とな」

でも それだけじゃ足りない、と 蛇は言います。

大概の依代は すぐ吸いつくして 使い物にならなくなる、依代を移るのも面倒だから ある程度は持ってくれないと困る、と。

「そこで 他の人間の精神を喰って  「贄」にする

「願」として使える部分を抽出して いただいて  蛇の力と依代の願を 補完してやる

 多く喰う程 依代は長持ちし 蛇も強くなるって寸法だ  吸いだされた贄の人間は大体 人格が壊れるが

 そう悪いことでもない ちゃんと幸せにしてやれるんだぜ

 いわば「信者」のように  どっぷり 依代と蛇に心酔して従うようになる

 他のことは もうあんまり考えない  ただ依代の言うとおりにするのが快楽

 そういう お気楽な思考の 最高の人生が待ってるからな」

それまで 静かに話を聞いていた 玖太郎は、カッ と目を開き、

蛇に対し「言ってる意味が わからないし 1ミリたりとも 賛同できない」と 一刀両断!!

おまえに食わせるものは 何もない、と 突き放しました。

しかし、さらに話を続けた 蛇の言葉は、玖太郎も 文も、聞き流すことは できません。

「まず 青龍の蛇は 俺の存在を はっきり認めた  そして同時に

 弱っちい蛇の側についてる  「女王」の存在もな

 青龍の蛇は 今度は向こうから襲ってくるそ 蛇(オレ)と女王を 喰うために

 蛇にとっちゃ 女王はとてつもなく 質の高い贄になるからな」

玖太郎との取り引きに乗っているとはいえ、蛇の話を どこまで信用していいものか 疑問ですが……、

でも、蛇だって 喰われたくないに決まってますから、自分の身を守るために 嘘はついてない感じでしょうか。

そうとう力を溜め込んでいる 青龍の蛇…、一体 東雲碧唯には どんな「願」があるのか、気になりますね。

藍丸たち 青龍のみなさんのため、何とか 彼を救い出せる方法を、見つけ出してほしいです。

そして、蛇が 玖太郎に言っていた、おまえは 俺と共に「神」になれる、という話。

玖太郎の気持ちを 無視して、蛇は 本気で「神」になろうとしてるのだとすると、

いずれ かなり厄介なことになるのかもしれませんね……。

けっこうバカだということが どんどん明るみに出る 玖太郎のとこの蛇、可愛げはあるんですけどね。

さて、いつ青龍が襲ってくるか 分からない事態になってしまい、とても 不安な展開になってますが、

文を守るためなら どんな事でも しようと思う、と話す 玖太郎のカッコよさに、キュンキュンしました

あと 藍丸の「恋愛方面どポンコツ」っぷりには 爆笑しました!!!!

まさか 藍丸が、ここまで 天然キャラだったとは…!!

そして、青龍の樹さんが 女性だったとは、びっくりですね。

『青龍の最大の秘密』って一体 どんなことなのでしょう!?

次回が 気になります!! 52話を 早く読みたいです!!

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