シスターとヴァンパイア6巻の感想です
シスターとヴァンパイア 6巻 暁 先生 著
多少のネタバレが含まれますので ご注意ください。
別窓で記事がでます
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「リヒターが「好き」なのでしょう?」「男として」
そうローレンスに言われて、エルナは顔を真っ赤にして 戸惑ってしまいます。
シスターは、主に その身を捧げ、人々の為に祈る 清き乙女。シスターの身と心は 主のもの。
そして、エルナにとって リヒターは、大切な家族。
リヒターを 好きになったことを、エルナは 認めることができません。
『私は シスターですよ』『シスター なのに』
エルナは、強くなっている催淫毒に 必死で抗い、主に仕えるシスターで あり続けようとするのです―――
暁先生の「シスターとヴァンパイア」第6巻 もちろん、Renta!さんで お借りしました!!
さて、ローレンスの発言で 動揺を隠せなくなった、真っ赤な顔のエルナが 可愛すぎますね
しかし、リヒターへの想いを もう自覚したはずなのに、シスターとしての自分を 守ろうと、
葛藤する エルナの心の動揺は、見ていて 少し切なくもあり……。
強引にエルナを手に入れようとする リヒターだけでは、きっと エルナの心は、もっと もっと
追い詰められてしまっていたと思うので、ローレンスのナイスフォローに 拍手!!!!
ローレンスは、エルナとリヒターには 圧倒的に会話が足りていない、と分かっていたのですよね。
彼が 2人の良き味方となってくれていることを、何度も嬉しく感じる 第6巻でした。
また、さらに エルナとリヒターの味方が増えてくれたことも、とっても 嬉しかったです
エルナとリヒターが 街で出会った、サーシャ。想像力 豊かで、空想好きの 女の子!
なかなか キャラの濃い、面白い お嬢さまでしたね。
サーシャの脳内で 繰り広げられている、メイドのエルナと旦那様のリヒターの 妄想、
素晴らしいと思いました。ありがとうございました。
それに サーシャは、すごく可愛らしくて 良い子で、優しくて 強い子、です!!
だけど、素直じゃないところもあって、見ていて ハラハラしちゃいました。
サーシャの婚約者の ケンまで、自分の気持ちを押し殺していたので もどかしかった…!
お互い 素直になれて、無事に サーシャとケンの想いが通じ合ってくれて、本当に よかっったです。
リヒターには そんなつもりはなくても、リヒターの言葉が ケンの目を覚まさせていた、
ということにも、何だか 嬉しくなっちゃいました!!
花嫁姿の美しいエルナ、そんなエルナを助けてくれるリヒターのシーンには うっとり~
あと、最初 とてつもなく怪しいと思ってて、ごめんなさい イヴァン神父様…!!!!
確実に変わっている リヒターの心、吸血鬼の言い伝えの はじまりは何処だったのか―――
そして、「棺創り」のため眠っている リヒターは、屋敷の中で 何をしているのか。
次の7巻では リヒターの過去に迫る展開があったりするのでしょうか!?
続きが気になりますね!! 配信が始まったら 絶対にお借りしようと思います!!