黒子に恋は、いりません。 16話 | 4巻ネタバレにご注意ください

2019年5月9日

プチコミック6月号の黒子に恋は、いりません。 16話の感想です

黒子に恋は、いりません。　第16場　わたなべ志穂先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！

　別窓で記事がでます

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ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

豪先生は里子を守るために、百梨子さんと結婚したのだと、里子に伝えた葵。

そして、別れようと告げました―――　里子は戸惑いを隠せません。

「先生はまだ兄貴に気持ちが残ってる　先生がオレに対する行動で

兄貴への想いを打ち消そうとしてる　それが証拠」

「先生の恋は終わってないよ　もうちゃんと認めて」

「―――オレ　恋してキラキラしてる先生が好きだった

一心不乱で　真っすぐで　一人の人を全力で追いかける姿が好きだった

でもその相手はオレじゃない　だから行って　行って　先生」

葵は里子の前から立ち去りました。里子は、葵の方を振り返ることもできません。

『追いかけたいのに　追いかけられない　違うのに　成宮葵の言ったことは全然違うのに

　どうして動けないの―――…』

その後、職員室で豪先生と2人きりになった里子は、涙がこぼれ、感情が溢れてしまいます。

『豪先生とはもう終わってる　気持ちなんてない』

「なのにっ…　なんでっ…　私を守ったりなんかっ…！！」

『知らない　過去なんてもう知らない』『なのに　なんで　こんなに苦しいの―――…』

「…なんでっ　何もっ…　百梨子さんのことっ　私にっ…」

「阿呆　おまえが “来るな”って言ったのに」

豪先生は里子を抱きしめ、キスをしました。そのキスを受け入れる里子です―――

里子と葵は、学校内で会うことがあっても、葵の方から会釈をする程度。

一方、里子と豪先生の関係は……？

『この前は　キスをして　すぐ別れた』『私達は　先生と生徒だった　でも今は』

豪先生は、百梨子に話をしようと思う、と里子に言います。

「…最初　おまえが“黒子”になって戻ってきた時　これは自分のせいかもしれないって思った

だからおまえが昔のおまえに戻るのを見届けよう　葵と上手くいけばそれでいいって思ってた

　―――でも　駄目だった　沢村　オレはおまえのこと忘れられなかった　だから―――…」

『ごめんね成宮葵　好きだって言ったのに　言ってくれたのに　フラフラして

　でももう終わりにする　だから　ごめんね―――…』

真実を告げた葵の優しさが、切なくて仕方ありません…。

里子の幸せを、何よりも一番に考えてくれたから、葵は別れを選んだのですよね。

本当はすごく悲しいはずなのに、笑顔を見せる葵は本当に優しいと思いました。

終わっていなかった恋を、里子と豪先生はもう一度、実らせていくことになるのでしょうか？

でも、それは百梨子さんが、絶対に認めてくれないはず。

豪先生を離すつもりがないことは、怖いくらい伝わってきますものね……。

そしてもしかして、百梨子さんは豪先生との子どもを妊娠したの！？

この後の展開は一体どうなっていくのか、17話を早く読みたいです！！