デザート12月号の ごきげんよう、小春さん 5話の感想です 
ごきげんよう、小春さん LIVE 5 葉月 かなえ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！ 
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
本当の名前は「黒沢 凪」だと、カミングアウトした 小春。久しぶりに 自分の本名を口にしました。
小春は、駿が どのような反応をするか、緊張した様子で 待っていますが、駿は スルッと受け入れ―――
「…なぎ…？ 小春っていうのも かわいいけど 本名も かわいいんだ～～！」
少し 戸惑いながら、照れていた 小春です。
小春には「大和」という 兄がいます。結婚していて、息子もいる 大和お兄ちゃん。
甥っ子の けんちゃんのことを、小春は とても可愛がっています。
『ずっとずっと お兄ちゃんお兄ちゃんって
もし 結婚するなら 絶対 お兄ちゃんみたいな人がいい って思ってて
女の子にもモテて 私に優しかったお兄ちゃんが結婚するのは 私みたいなタイプの女性かと思ってた
……のが ふと家に連れてきたのは 暗～～い女(ひと)だった。
あまりにもタイプが違うから すぐ別れるんだろうな～～って ちょっと思ってたんだけど
あれよあれよという間に 結婚して 子供も生まれて 今、幸せそうだ。
そして 私が現在(いま) 選んだ男性(ひと)は』
小春と 駿は、気持ちは 通じ合ったけれど、あまり 今までと変わりません。
駿が「つきあうってのは 周りには しばらく伏せておこう？」と言ったからです。
「………小春ちゃんのイメージってのも あるだろうし
こんな俺みたいなのと つきあってるなんて知られたら… …ねえ？
ネットの世界ってほら…怖いじゃん？」
そう言っていた 駿に対し、小春は モヤモヤとした気持ちを感じています。
『「怖い」って… じゃあ なんで わざわざ その「怖い」ものに 足を踏み入れた？』と―――
それでも、駿に「昼間デートするぞ！」と誘ってもらえたことに、小春は 喜んでいました。
だけど デート当日、駿は 小春のことを「アイドルみたいなもんでしょ」と思っているため、
変装のため 帽子を被らせたり、人目を気にして 行き先に水族館を選んだりして、
かくさないスタイル。の小春に対し、気を遣ってばかりの 駿。
小春が「手…つないでいい？」と聞くと、駿は「うん いーよ つなご うれしいな～～～」と言ってくれるし、
2人で ドリンクをシェアして、楽しく過ごせている時間も あったのですが……
「次あれ プリクラ撮りたい…」
「それは だめだろ だってよく聞く話だけど………
プリクラの機械とか ああいうのって… データ流出するとかいうじゃん
小春ちゃんみたいな子は やめたほうがいーよ」
『私は 駿くんの前では ずっと凪でいたいだけなのに』
悲しくなってしまった小春の目から、涙がこぼれてしまいます――――――
葉月かなえ先生の前作「好きっていいなよ。」は未読なので 分かりませんでしたが、
小春は そちらに登場していたキャラクターだったのですね！？ 
「ごきげんよう、小春さん」では、黒沢凪が 物語の主人公となって、めいっぱいの幸せを掴む展開 
…となってくれるはずだけど そうなるためには、いろいろな葛藤を乗り越える必要が あるのでしょうね。
配信を頑張っている小春の邪魔になりたくない 駿と、駿の前では「凪」でいたい 小春、
どちらの気持ちも よく分かるからこそ、切なくなる 今回のラストでした……。
きっと 駿は、小春に 怖い思いをさせたくなくて、とにかく 小春を守りたくて、
小春が大袈裟だと思うくらい 警戒してしまってるんだろうなぁ。
付き合って いきなり、噛み合わなくなっている 2人の気持ち。一体 どうなるのか、続きが 気になります！！
次回、6話の掲載は 3月号とのことで、今から待ち遠しいです！！！！
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