1巻まるまる今だけ無料で読める作品のご紹介

期間限定 1巻まるまる無料で読める作品


【本ページはプロモーションが含まれています】

別冊マーガレット12月号の 春と恋と君のこと 9話の感想です

春と恋と君のこと #9 綾瀬 羽美 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください!

『そっか 私… そうなのか 付き合いたいってことか 藍里と…  付き合うって どういうことか 具体的にイメージもできてない気さえするのに… へんなの』

藍里への想いが どんどん大きくなっていく、紘果。

花火が終わってしまい 帰る時間になり、寂しさを覚えます。

休み中に もう1回くらい どこか行こう、と 誘おうとするのですか、

その時、藍里に想いを寄せる先輩 果帆に、偶然 会ったため 誘えませんでした。

果帆が「ふたりで来たの?」と聞くと、友達と はぐれてるだけだと 少し強めに否定する、藍里。

「ふーん…  ごめん ちょっと 三島さんと話していい?」

紘果と一緒に 藍里から離れ、なにか 言うことはないか、果帆は 紘果に尋ねます。

「大丈夫 藍里くんには聞こえないから  前と違うよねー 雰囲気がさ そのくらい わかるからね」

「……  えーと…  ……す  好きに…なっちゃいました  ごめんなさい」

「…え? そんだけ?  付き合っては いないの?  …なんだ  付き合ってないなら まぁいいや  いいんだけど…  今度 ふたりで遊ぶ予定あってさ…  その時ちゃんと告白しようと思ってたんだけど 気が変わったなー  今日告白しちゃおうかな  この後 藍里くん 借りていい?」

ダメとか 嫌とか 言う権利がない 紘果は、「…はい」と答えるしかありません―――

紘果は 藍里に、「先輩が話 あるんだって  だから私 先 帰るね 今日楽しかった ありがと」と言って 先に帰ります。

人混み凄いし 危ない、と 心配する藍里が、紘果を追おうとすると 果帆は……

「…なんでそんな ほっとけないの 好きなの?」

「いやいやいや そんなんじゃないです! 貴重な女友達なんで…  そういうふうに なりたいわけじゃないです  あいつもそう… っていうか あいつが そうです!」

鈍い 藍里に、果帆は「あの子のこと好きなら 諦めるけど そうじゃないなら…  行かないでほしい」と訴えます。

内面を知った上で「藍里くんが好きだよ」と言ってくれた 果帆に、藍里も まっすぐ今の気持ちを伝えました。

「……俺は  軽い気持ちで 誰かと付き合うとかは  多分 できないんです  相手のことを 本当に好きだって 確信しないと できなくて  …今の時点で  果帆先輩のことを…  特別好きだとは 思えてないです  …ごめんなさい」

「…うん わかった  今 断られちゃったから 来週遊びに行くのも ナシか  ちょっと もったいなかったかな  …でも意味ないか 楽しみにしてたの 私だけだもんね」

「そっ そんなことは…!  俺…  ちゃんと人を好きになったこと 1回もないので 結局今まで全部 断ってしまってるんですけど  これでも 毎回 めちゃくちゃ真剣に考えてるんです  断るにしても…  どういう人か知ってからじゃなきゃ と思うし  今度遊びに行くのも 先輩のことちゃんと知る機会だと思って 楽しみにしてましたよ  …伝わってなかったら すいません」

「モテるのに ひとりひとりと そんなに向き合ってるの?  大変じゃない?」

「ほんとに…  情けない話では あるんですけど  俺も誰かをちゃんと好きになってみたいっていうのが… ずっとあって…その  さ 探してる…  というか…」

「そっかー  私とも向き合ってくれてありがとね  用事ないのに 急に電話したり いっぱいしたけど  でもいつも嫌がらないで ちゃんと聞いてくれたの わかってるよ  今日も時間くれて ありがと  走ったら三島さんに 追いつけるよたぶん 送ってあげなよ 大事な友達なんでしょ  今のところは」

「いや 今後も…です  友達」

「……あのね 先のことなんか 誰にも わかんないんだから  そうやって決めつけない方がいいよ!  ちゃんと好きになれる人 探してるなら  そういうのたぶん 邪魔になるからね」

「…こんな  情けない中身 ちゃんと見せてから 好きって言ってもらえたの  初めてかも知れないです  ありがとうございました」

そして 藍里は、紘果を追いかけるため 走り出します――――――

果帆先輩からの 告白に、ちゃんと向き合って 返事をした藍里は、ものすごく誠実な男の子だなぁ と思いました。素敵でした!!

また、失恋したばかりにも関わらず いいこと言ってくれた 果帆先輩も、素敵な人ですね

ナンパというのは 勘違いだったけど、紘果を助けようとしてくれた 藍里のカッコよさや、

方向が違うのに 紘果を家まで送ろうとしてくれた 藍里の優しさ、とても キュンキュンしました

でも、藍里は 紘果のことを「友達」と思おうとしてるから、距離が近づかなくて もどかしい…かったけど!!!!

紘果が 勇気を出して 告白したことで、これから 一気に進展していきそうですね!?

「あのね  今まで ずっと友達でいてとか  絶対好きにならないとか いろいろ言ったけど  ごめん  全部取り消す  好きになったから  これからは…  そのつもりで よろしくね またね!」

電車のドアが閉まる直前の 紘果の告白を、藍里は どう思い、向き合って どう答えを出すでしょうか?

続きが とっても気になります!! 第10話を 早く読みたいです!!

↓1巻全ページ無料配信中★↓
一旦 別のページに移動します
今だけ 全ページ 無料 配信中!
おすすめの記事