デザート8月号の不覚にもきゅんときた5話の感想です
不覚にもきゅんときた Opus 5 凛田 百々 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
黛くんに「中身が0なら これからいくらでも増やせるじゃん」と言ってもらえたことが嬉しい 光は、
どうすれば 中身を増やせるのか、悩んでいました。
そこで、文化祭の実行委員に 立候補するのです。
他のクラスの実行委員には、光と同じ中学で 男子陸上部の、瀧くんがいます。
明るくて 爽やかで 話しやすい、気さくな瀧くんが同じ委員だったことに ホッとする光。
昇降口で2人がお喋りをしているところに 出くわした黛くんは、隠れてしまいました。
雨が降っていたけど 傘を持っていない瀧くん。途中まで 光の置き傘に入っていく流れに。
そして、光と瀧くんの会話は 好きな人の話題になります。
「…振られたし 完璧 私の片思いで …でも
今回 実行委員やってみようって思えたのも 実は…その人のおかげだから…」
光の言葉を聞いていた 黛くんは、2人の前に出て「おい やる」と 自分の傘を差し出し、
雨の中を濡れながら 帰っていってしまうのです。
黛くんの傘を持って 彼を追いかけた光。黛くんと光は 相合い傘で歩きます。
無言だった2人は、突然の突風で 結局びしょ濡れ。黛くんは「なんだコレ」と 笑顔を見せてくれました。
『好きな人の笑顔って すごい
どうしようもないトラブルも失敗も この人が笑ってくれただけで 一瞬でラッキーに変わった
宝物が増えた』
黛くん、光と瀧くんが 仲良くしていることに、嫉妬してたのですよね!?
でも、光の好きな人は 黛くんだと気づいた瀧くんのおかげで、
光は 黛くんを追いかけることができたのだから、瀧くんに 感謝しなくちゃいけませんよ
とはいえ 瀧くんの存在が、今後の展開を 大きく握っているのかも…?
続きが気になりますね!! 次回も楽しみです!!
デザート9月号 不覚にもきゅんときた Opus 6
もうすぐ文化祭、実行委員の光は 大忙しです。音楽室で休憩していたら 眠ってしまいました。
目が覚めると、黛くんが ピアノを弾いています。
そして、自宅でピアノ教室を開いていた 母親に仕込まれたから、弾けるのだと 教えてくれるのです。
「ピアノを弾いてんの 知られたくないのは… ………
色々あるけど…なんか…ダルいし 恥ずかしいじゃん 男がピアノとか…」
そんな理由で 隠して、バツの悪そうな顔をしている 可愛い黛くんにドキドキの光は、
思わず 黛くんに触りそうになってしまうのでした。
音楽室から 光が出て行ったところを、たまたま見かけた 瀧くん。
黛くんがピアノを弾いている姿も 目にした瀧くんは、感動しています。
瀧くんと黛くんは 同じクラス。文化祭 実行委員の瀧くんが、
1-7の文化祭企画は「ピアノラウンジ」にしたい、と提案しました。
「黛! ピアノ お願いできるよな?」
「…おい お前 なんで そんなこと…」
「だって こないだ弾いてたじゃん 音楽室で ほら あの時 清瀬も…」
黛くんが 光に触れ、一緒にピアノを弾いているシーンでは、あんなに いい感じだったのに……。
光のせいで バレてしまった、裏切られた、なんて 黛くんは思ったのでしょうか!?
最後の黛くんの涙が 切ないけど、それだけ 黛くんにとって、光は特別な存在になっていた ってことですね。
早く2人が また、前のように笑い合えるようになってくれることを 祈ってます…!!
デザート10月号 不覚にもきゅんときた Opus 7
何も知らない 瀧くんは、かなりマズイことを言ってしまった… と知って、焦っていました。
黛くんが なぜピアノのことを隠していたのか、のんちゃんと哲也くんに 事情を聞いた瀧くん。
昔は 素直で可愛かった黛くんが、女性を警戒するようになった理由が 明かされます。
母親のピアノ教室に殺到してきた女の子同士の 嫉妬や喧嘩を、毎日 見せられたからだったのです。
そんな時 両親が離婚…。お母さんが家を出て ピアノ教室も閉鎖、お父さんは すぐピアノを処分。
家でも人前でも ピアノを弾くことがなくなった黛くんだけど、音楽室で こっそり弾くのは、
素の自分に戻れる 大切な時間だからなのでは……と、のんちゃん達は 思っていたのでした。
黛くんは、光に八つ当たりしてしまったことを『恥ずかしい』と後悔しています。
凹んでいたけど 光のおかげで立ち直った瀧くんが、黛くんに 謝りに行った後、
今度は 黛くんが、光に 謝りに来てくれました。
「…勝手に勘違いして 嫌な態度とって …悪かった …な…」
「…本当は 自分でもまだ よくわからなかったんだ
ピアノのことを あの時あんたに話したことも …今回の 胸のモヤモヤも
でも 今 あんたと「仲直り」をして それが なにか 少しわかった気がする」
「…俺も あんたに 期待してる」
黛くん、すっごく すっごく変わってきていますね…!!
光に 自分の素直な気持ちを話してくれたり、必死な顔を たくさん見せてくれたり、
それから、光の手に触れて 離さなかったり ドキドキしました
きっと 黛くんと瀧くんの和解も、きちんと 果たせたのではないでしょうか。
黛くんが「期待してる」と言ってくれるまで 変化したのは、もちろん 光の影響。
ここから もっと、さらに 黛くんは変わっていくと思います!
どこまで変わっていくのか、この後の展開も 楽しみですね 次号が待ち遠しいです