LaLa(ララ)6月号のマリはハッピーエンドでお願いします1話の感想です
マリはハッピーエンドでお願いします 第1回 晴海ひつじ 先生 著
ネタバレありの感想です! ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
高校2年生の女の子 保坂マリは、将来 専業主婦になることを夢見ています。
素敵な旦那様と 結婚して、家事や 子育てをして、慎ましく 温かな家庭を築きたい、マリ。
ものすごく裕福な家柄の人を 狙っているわけではないし、浮気率の高いイケメンも NGです。
マリが そのような考えを持つようになったのは、両親のことが 関係しています。
売れないミュージシャンと 恋愛結婚した母は、イケメンだった父の浮気が原因で 離婚。
それから 母の苦労を見てきたため、マリは 母のようになりたくない、と思っているのです。
また マリには、ちゃんとした人に嫁いで 母に楽をさせてあげたい、という気持ちも―――
このご時世、高給取りと結婚することが最低条件である 専業主婦になるのは、難しいこと。
将来の夢を叶えるため、マリは 日々の努力を怠りません。家の外では 常に、猫を被って 生活しています。
ご近所さんの評判が 未来の旦那様に届くかもしれない…なんて、いつも とにかく打算的な考え方。
困っているママさんを見かけたら すぐさまマリは、「赤ちゃん 私が見てます」と 声をかけました。
ところが、マリの邪悪さを 見抜いたのか、赤ちゃんが泣き出してしまい、内心 大慌てのマリ。
『やめろお前! 私の評判が落ちるだろうが!』
何とか あやして寝かしつけようとするけれど、泣き止んでくれません。
すると、マリは 仕方なく、子守唄を 歌います。綺麗な歌声で 赤ちゃんは泣き止み、ママのもとへ。
『久しぶりに大きい声出して ちょっと気持ちよかったな
糞虫(ちちおや)を思い出すから 音楽には極力触れないようにしてたけど
こうやってたまに歌うくらいなら いいかもしれない』
気分よく 再び歩き始めたマリでしたが、いきなり 後ろから、手を掴んでくる 男性が……!?
その人は、今ネットで一番 人気があるミュージシャン、碧(あおい)。
『イケメンミュージシャン 私の最も嫌いな人間だ』
「さっき君の歌声 聴いたから こうして話しかけてやってるってわけ」
『つかお前なんで そんな上から目線なの?』
「俺のボーカルにしてやるよ」
『は?』
自分勝手なことばかり言ってくる 碧の誘いを、マリは すぐに断り、撒いて 逃げます。
ところが 後日、碧は 学校帰りのマリの後をつけて、家の中にまで 入って来たのです…!!
人を入れるつもりがなかった 自宅には、「二十歳で専業主夫」という マリの目標を貼っていて、
それを 碧に見られてしまいました。すると 碧は…?
「じゃあさ 俺がマリと 結婚してやるよ」
「俺は ボーカルが欲しい 君は専業主夫になりたい お互いの欲望を叶え合えばいいんだ」
強引に話を進めようとしてくる 碧に腹を立て、マリは ブチ切れてしまい―――!?
2018年9月号の読み切りも 読ませていただいていました。
そちらの続編になるかと思っていたので、そうではなくて ちょっと驚いちゃいました!
新たな設定に 新鮮さを感じつつ、マリの心の声が面白いところは 変わってなくて、嬉しかったです
そして、碧が とってもカッコよくて、最高でした~
ギターを弾きながら 歌うシーン、碧 イケメンすぎます……!
連載版の マリと、イケメンミュージシャンの碧は、これから どのように距離を縮ませていくのか、
とっても 楽しみですね 第2話が 待ち遠しくて仕方ありません!!!!