佐藤、私を好きってバレちゃうよ!? 4巻の感想です 
佐藤、私を好きってバレちゃうよ!? 4巻 池山田 剛 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！ 
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ネタバレ大丈夫ですか？
羽咲たちは、近所の青南高校 サッカー部のグラウンドを借りて、ドラマの撮影中です。
守山美樹と相良ユウキが 堂々と付き合えていることを、羨ましく感じる羽咲。
すると、羽咲が 寂しそうな顔をしていたことに気づいた 蝶葉が、
みんなから隠れて こっそり、羽咲を抱き締めてくれました。
この前のプロポーズは 本気の蝶葉。羽咲への愛情が溢れていて、それは 羽咲も同じです！！
数日後の 撮影現場で爽歌さんに、この間の早朝 体育倉庫で2人きりだったことを、指摘された羽咲と蝶葉。
口外されたくなかったら、あの時の歌を 歌ってほしい、と 爽歌さんは言います。
蝶葉を守るため、思いっきり歌った羽咲。その声に たくさんのスタッフが集まってきました。
そして、監督に ドラマの挿入歌として使わせてほしい、と提案されるのです。
羽咲の歌のファンである 爽歌さんは、そうなることを見越していた様子でした。
1か月後、ついに ドラマ「ハイスクール ラブソング」の放送が始まり、
羽咲が作った曲は「名も無き 恋の歌」という挿入歌で流れます。
ドラマの評判は とても良く、しかも 羽咲の曲が検索ワード1位に。
無名の少女だった『Rabbits』の 中島羽咲は、一夜にして 伝説の歌姫となっていたのです。
舞道館 初ライブが決まった、羽咲と美虎都。ドラマも、“L.E.D”が歌う主題歌も、羽咲の作った挿入歌も、
すっかり 大人気になっていました。そして、ライブも大成功！！
お祝いのため、スタッフに変装してまで 羽咲に会いに来てくれた蝶葉です。
せっかく来てくれたけれど、すぐ仕事に戻らなくてはいけない蝶葉の姿を じっと見送る羽咲は、
お互い忙しくなって 2人きりで会える時間が減っていくことに、寂しさを感じています。
蝶葉だけではなく、“L.E.D.”の 他の4人も、お祝いに来てくれていました。
しかし、美虎都は 事故キスの件が恥ずかしくて、ユキトと 顔を合わせられません。
帰り際 忘れ物をしたユキトは、楽屋で眠っている羽咲と 2人きりに。
羽咲にキスをしようとした ユキトですが、美虎都の顔が浮かんで 留まります。
そうとは知らず その場を見てしまっていた美虎都は、泣きながら 逃げるのです。
ユキトのことが好きだと自覚した 美虎都。そんな美虎都を追いかけ、抱き締めた ユキト。
真っ赤な顔のユキトが 美虎都に惚れていることを伝え、2人は 両思いになりました！！
快進撃を続ける“Rabbits”と“L.E.D.”。ともに 年末のレコード大賞にノミネートされ、
大賞は “L.E.D.”が選ばれ、新人賞は “Rabbits”の羽咲が受賞。
『L.E.D.の佐藤蝶葉』の隣に並ぶに相応しい彼女に なれたことを、羽咲は喜びます。
しかし、芸能界で成功することが この先の2人の距離を遠ざけていくことになってしまうのです―――
すっかり 売れっ子になった羽咲が、アイドルとして、芸能界で生きていく 人間として、
ものすごく葛藤していく展開に ハラハラしました。
でも 最後は、芸能界を引退し 愛を貫いた羽咲と蝶葉が、とても幸せそうで 嬉しいです！！
2人が結婚した後の姿も 描かれていて、素敵な結末だったなぁ と思います。
「好きです鈴木くん!!」の 特別編と、美虎都とユキトの 番外編も収録されていて、
最後の最後まで 楽しめました。番外編の美虎都が 可愛すぎです… 
そして 巻末で紹介されていた、池山田先生の次回作の発売が 今から待ち遠しくて仕方ありません 
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