マリはハッピーエンドでお願いします 3話 | 1巻ネタバレにご注意ください

2019年7月2日

LaLa(ララ)8月号のマリはハッピーエンドでお願いします3話の感想です

マリはハッピーエンドでお願いします　第3回　晴海ひつじ先生　著

ネタバレありの感想です。ご注意ください！

　別窓で記事がでます

・

ネタバレ大丈夫ですか？

どうにかして碧のボーカルを辞めたい、と思っているマリ。

事情を知ってる上で碧と仲良くする母にも、とにかく私は碧が嫌い、一緒にいたくない、と言い張ります。

『そうだ… 碧に「一緒に居たくない」って思われればいいんじゃない？

名付けて　碧に嫌われてクビになろう作戦だ！！』

それからマリは、必死になって碧に嫌われようとしました。

あえてガサツな格好をしたり、本来しっとり系の曲をデスメタル調で歌ったり、

もう歌いたくないと我儘を言ってウザくて呆れるような駄々をこねてみたり―――

しかし、どれも効果はありません。碧はマリの言動を、マイナスに捉えないのです。

「わかった今日の練習は終わりだ　気が乗らない日もあるよな」

『ええ！？要求通っちゃったよ！！　違うんだよもっとこう！私に嫌悪感をさあ！！』

でも帰れるのはラッキーだと、喜んでいたマリだったけれど……、

気分転換の散歩へと連れられることになっちゃいました。

外では徹底的に本性を隠して、しとやかな女の子の演技をするマリに、碧は言います。

「俺は素のマリの方が好きだよ」

『え…』

「面白くて」

『喧嘩売ってんのか？』

「まーでも　イメージ崩したくないならいい考えがあるぞ」

ジャージに着がえ髪型を変え、サングラスをかけたマリ。

碧に、その格好とドスの利いた喋りならマリだと気づかれない、と提案され、

あっさり『！！　なるほど！』と納得してしまうマリでした。

大ファンだと言う高校生3人に声をかけられた碧は、快く握手や写真など、要求に応えます。

すると、どんどん面倒なファンサービスを求められてしまい―――

それでも怒らない碧。見かねたマリが、碧の代わりに怒りました。

正論で怒られた高校生たちは納得し、きちんと謝り帰っていきます。

そして、最後までファンの子に優しく接した碧は、マリに「ありがとう　助かった」と伝えました。

「違うからな！　お前のためじゃねえ！私がムカついたから注意しただけだ！」

慌ててそう言うマリですが、「そっかそっか」と答える碧はとても嬉しそうな顔。

早く何とかして嫌われようとするマリは、碧を池に突き落とす事を考え、

水深を確かめようとしたところ、手を滑らせ自分が池に落ちてしまい―――！？

碧はマリを助けるために、冷たい池の中に飛び込んでくれたのですよね？なんて優しい…！！

カッコよすぎる碧に、キュンキュンしちゃいます

そして、人工呼吸とはいえ碧にセカンドキスをされ、どう足掻いても碧と距離が縮まっていき、

これ以上碧を知りたくない、優しさに触れればお別れが寂しくなる、と思っているマリに、

何だかとても切なくなっちゃいました……。

でも、デリカシーがない碧と、そんな碧の言うことを何だかんだ素直に聞いているマリには、

笑ってしまいます！パックごと牛乳を飲むマリさん、さすがワイルドー！

次回はどのような展開になるのか、すっごく楽しみです！！！！