Betsucomi 11月号の藤原くんはだいたい正しい21話の感想です
藤原くんはだいたい正しい lesson21 ヒナチ なお 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
別窓で記事がでます
・
・
・
ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
白滝くんとの関係を 前向きに築いていく決心を固めたヒツジちゃん……!
もどかしく 切ない展開が続いていますが、しかし 白滝くんのマイペースさには、ほっこりです
白滝くんにとって お菓子をあげることは、たっぷりの 愛情表現なのでしょうね。
「ヒツジは特別だから やってんの ほかの奴らには やらね―――」
お菓子が大好きな 白滝くんらしい、「特別」な人への優しさが すっごく可愛らしいなぁ、と思いました
うん うん!! これは ヒツジちゃん、素直に 単純に『うれしい』ですよね!!
この時のヒツジちゃんは 間違いなく白滝くんのことだけを考えていて、
その笑顔は 白滝くんだけに、向けられたもの。
それが とても嬉しくて、もっと その笑顔が見たくて、ヒツジちゃんを 独り占めしたくて、
白滝くんは オススメのお菓子を「はい あ―――ん」したのでしょうか?
このくらい「普通」と言われて『ガプーッ』の瞬間を、藤原くんに見られてしまったのは、
何とも間の悪い… と思うけれど、まるで 白滝くんに餌付けされてるヒツジちゃん、に笑ってしまいます。
しかし……、藤原くんが 何も言ってくれないのは、寂しすぎますね。
本当は 藤原くん、ヒツジちゃんのこと すごく気になっているはずなのに…。
そうとは知らないヒツジちゃんが 落ち込んでいることを、気づいてくれるのは 白滝くんで、
ヒツジちゃんが やっぱり藤原くんを気にしてしまうことに、白滝くんは 悲しそうで―――
複雑な三角関係、もどかしいですね……。切ないですね……。
白滝くんに悲しい顔をされるのが 辛いから、藤原くんのことを 考えないようにしなきゃ…と、
そう ヒツジちゃんが考えるって、何だか 微妙なバランスの問題だなぁ。
ヒツジちゃんとは 対照的に、藤原くんとの両思いを目指して 頑張っているカレンちゃんは、
藤原くんのことだけを 考えていて、藤原くんと一緒にいられるだけで すごく幸せそうで、
珍しく お喋りになっていたり、とっても 可愛らしいと思いました
中学の時に、藤原くんを好きになった キッカケも明かされていますし、
それは 好きになってしまうだろうなぁなんて、そんな風にも感じるくらい
でも、藤原くんの弟さんが 亡くなってしまったことと、カレンちゃんの恋が 実らなかったことは、
一緒に考えては いけないのではないでしょうか……。
『それから 私達は ほとんど 喋らなくなった
あの時 どうすれば よかったのか 何回考えても 分からないけど
今なら きっと もっと 藤原くんを 支えてあげれたのに…』
カレンちゃん、過去の後悔を 乗り越えようとしているのですね。
しかし、藤原くんを 支えることができるのは、カレンちゃんではなくて ヒツジちゃん―――のはず。
ぼんやりとした表情の藤原くんは、きっと ヒツジちゃんを思い浮かべているのだろうな…と思うと、
藤原くんの隣で 淡い期待を秘めているカレンちゃんが、かわいそうに思えてきちゃいました。
岩田くんのように、「よしよし」で みんなが立ち直れたら、すごく 楽なのですけどねー!
ヒツジちゃんの反応は、藤原くんに触れられることを 拒否しているように見えてしまったので、
それで藤原くんが勘違いをして ショックを受けたのではないかと、心配になります……。
『藤原くんに もう 心を動かさないようにって 思ってるのに
ふれられるかもしれないって 思っただけで 全身の熱がそこに集まって
さっき ふれられてたら きっと 好きって気持ちが溢れてた』
藤原くんを好きな気持ちが やっぱり止められないヒツジちゃんには、思わず キュンキュンです
だけど、白滝くんが 自分の「特別」な人なのだと思う事で、素直な気持ちから 逃げてしまっている…?
もう心を動かさないように『ちゃんとする』、つまり 今度こそ絶対に諦める……と???
そのために、生徒会を やめる……と!!??
『生徒会に来なければ 顔を合わすこともない これで きっと 全部 うまくいくんだ!』
藤原くんの気持ちが ヒツジちゃんに向いていないとすれば、それも 前に進む手段だとは思いますが、
しかし 本当は、ヒツジちゃんと藤原くんの想いは 向き合っているはずなのに!!
お互いに誤解しているような状態で 離れて、全部 うまく……いくはずがない!!
全部 うまくいってる、なんて 言えるはずもない展開になることは、もう間違いないですよね。
一体どうなってしまうのでしょう…。次回も とっても気になります!!!!