ベツコミ3月号の1/3さんぶんのいち 21話の感想です
1/3 さんぶんのいち scene.21 千葉 コズエ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
紫陽花を抱きしめた 遊くんですが、すぐに 離しました。
「…… 何があったか知らねーけど 話くらい オレが聞いてやるよ 友達だろ …一応」
慎くんが「オレも やり直したかった」と言っていたこと、紫陽花は 遊くんに伝えます。
遊くんの言ったとおり、慎くんと莉夏さんの絆は すごく強いことを実感し、また涙ぐんでしまう 紫陽花…。
すると、慎くんの発言の真意に 疑問を感じつつも、遊くんは 紫陽花を励ましてくれました。
「まぁ…でも 慎の気持ちが 少しくらい揺れたからって
アイツの性格なら あんたをフッて 莉夏に戻るってわけじゃないだろ
それに 慎が紫陽花を好きで 大事にしてんのも 事実だし」
『…そう だよね』『慎くんは 優しいから… 誠実だから きっと このまま 私を大切にしつづけてくれる
私さえ 聞かなかったことにすれば いつもどおり 笑っていれば』
でも、紫陽花には できません。笑うことなんて できません。
紫陽花は、慎くんを 避けるようになってしまいました……。
学校の中でも、あからさまに ギクシャクしている、紫陽花と慎くん。
遊くんが、慎くんに 言います。
「まぁ…紫陽花の心境を思えば 当然だよな…
ずっと莉夏のことで 悩んできたのに 今度は家に住まわせて 面倒見ちゃってるわけだし
平気なフリも もう限界なんだろ…
避けてるのは おまえを責めたくないっていう アイツの優しさかもな」
「なぁ慎… 優柔不断は 優しさじゃねぇよ? 莉夏を見放せないなら 紫陽花とは 別れてやれよ
これ以上 アイツを苦しめるな」
その頃 紫陽花は、屋上で 1人、考え込んでいました。
『このまま 慎くんを 避け続けるわけには いかない
慎くんは きっと今も どんな私も 受けとめる覚悟で じっと… 待っててくれてる
なのに私は うじうじ悩んでばかりで
慎くんに ぶつかる覚悟も 笑ってやり過ごす強さもないなんて―――…』
紫陽花から 慎くんに、「私達 もう別れよう!」と告げます。
「いちど リセットして 前みたいに 仲のいい友達に戻れたらいいなって」
「ごめんね! 私やっぱり どうしたって 莉夏さんにやきもち やいちゃうし
慎くんはそれを気にして 私に気を遣ってばっかり…
これじゃあ お互いに苦しくなってっちゃうし
それに… 幼なじみを大切にしたいっていう 慎くんの気持ち 私 ちゃんと わかるし
それをこれ以上 ジャマしたくないもん だから―――」
慎くんは、紫陽花と 別れたくありません。納得できず、ちゃんと話をしたい、と訴えようとしました。
すると、紫陽花は 思わず、「じゃあもう莉夏さんに かまわないで!!」と叫び、
隠していた 本音を、慎くんに言ってしまうのです―――
涙を流しながら、「もう 疲れちゃった」と訴える 紫陽花の弱った姿に、読んでいて 胸が痛みますね。
そして、何も言えなくなってしまった 慎くんが、紫陽花の手を 離してしまうシーン…、切なすぎです……。
これから どうなってしまうのでしょうか。紫陽花と慎くんの未来は すれ違ったままなのでしょうか!?
この後の展開が ものすごく気になります…!!!!