姉プチデジタル11月号の 海神の花嫁 5話の感想です
海神の花嫁 第5回 小純 月子 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
凪と朝和は 惹かれ合っている、と 稔が気づいてから、3か月。
稔は、完璧な妻を演じて そして、義母のように 浮気してやる――― と企んでいます。
しかし 朝和の親戚から、いじめられたり 跡継ぎのことを言われて、辛くない はずがありません……。
すると、朝和は 妻である稔を、しっかりと 守ってくれました。
『―――悔しい 思わず ホッとするなんて…』
凪が 大学院の試験に合格したこと、尊敬する先輩と研究したいから ずっと大学に残るつもりでいること、
もう島に戻る気はないみたい…という 凪の近況を、朝和を傷つけるため 報告した、稔。
『さあ 朝和さん どんな顔を 私に見せてくれるの―――…』
ところが、朝和は 特に動揺することもなく、「おまえの妹は 勉強好きだな」と言ったのです。
「島から 優秀な人材が失われるのは 残念だが 受け皿となる 就職口がないからな 夢は 博士か?」
「えっ た たぶん」
「そうか 叶うといいな その夢 妹の夢のために おまえは自分を 犠牲にしたんだものな…
…なのに いつも妹の応援をして 稔は本当に 優しい姉だね」
「…あ 当り前だよ だって凪は…大事な妹だし」
「いや… 稔は優しいよ 俺に対しても…ずっと いつも有難う」
朝和が 憎い……。でも、朝和の言葉が 嬉しくて、涙を流してしまう 稔でした―――
実は 朝和は、凪が 大学院に出願したことを、1か月前に聞いて 知っていて、
凪なら 間違いなく合格するだろう、と 結果が出る前から確信していたのです。
『あの時の 足元が崩れる感覚は まだ消えていない 未練は 断ち切ったはずだった はずだったのに
稔に不満など なにもない 俺はただ 現実逃避に 凪を利用してるだけ なんて情けない男だ―――…
現実に目を向けて 稔と一日一日 積み重ねて… 自分で選んだ道を行くだけ… それでいい
これでいいんだ 凪はもう いないのだから――――――…』
朝和が、ちゃんと目の前の稔を見るよう 努力したため、稔の心から 憎しみの感情が消えていきます。
大学にいる限り 凪は、私と朝和さんの邪魔は できない…、という 安心感に縋りつつ、
優しい凪に対して 申し訳ない気持ちが芽生え、『私は なんて嫌な女なの』と思うように……。
『凪 ごめん もう少し時間をちょうだい 朝和さんと 2人だけの時間 愛を 育む時間を
―――ねえ 朝和さん もう一度 信じていいよね?
私だけを見てくれるって 信じていいよね―――…』
しかし その頃、島の未来のため 産業面に力を入れる必要がある、と考えてる 朝和は、
海藻類の養殖について 凪に話を聞くべきか、また凪に関わらなければいけないのか と、
深く 悩み、心が 大きく揺り動かされていました。
『…なんで 断ち切ろうと思っているのに どうしてまた 現れるんだ 凪
凪 俺は――――――…』
島の未来を見据えた 事業ですから、朝和は また凪と関わるしか、道はないでしょうね。
そうなった時、凪と朝和の間に 何か変化は起きるのか、稔は どう思うのか、とても 気になります…!!
第6話を 早く読みたいです!!!! この後の展開を 早く知りたいです!!!!