ベツコミ11月号の みらいのダンナさま 10話の感想です
みらいのダンナさま 第10幕 吉永 ゆう 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
別窓で記事がでます
・
・
・
ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 3巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
歩に告白されて、みらいは 戸惑いを隠せません。思わず 歩から、すすす と離れてしまいます。
「…え?」
「ごめん いきなり… おれだって 壊さずすむなら そうしたかった でも…
みらいが 誰かに本気になる前に おれも 本気にならなきゃ
奪われてから 後悔なんて 絶対したくないから」
『声 が 震えてる… 空気も ふれた手も…
いつから…? 一体いつから そんなふうに思ってたの…?』
「本当は もっと自分に自信をつけてから 言いたかった
みらいがおれを どう思ってるかなんて いやって程わかってるし」
『どれだけ 傷つけて…』
「でも おれの気持ちは… 何年も積み重ねて 生まれたもんだから
みらいも 今のおれだけで 判断しないでほしい」
歩は みらいに、「答えはまだ 出さないで…」と お願いしました。とりあえず いつもどおりでいい、と。
『答えは出すなって 言われても… じゃあ 今の私たちって どういう関係…?』
芹沢くんや歩の優しさに甘えて 答えを出さずに、中途半端な片思いを続けている 自分は不誠実だ、
…と みらいは思っています。それでも 甲斐先生への想いが止められません。
どうしても、甲斐先生に会いたい みらいは、甲斐先生の家へ向かいました。
すると、駐車場に止まった 甲斐先生の車から、先生と1人の女性が降りたところを 見てしまった、みらい。
女性は ただの友達で、旦那さんとラブラブなのですが…… あえて、甲斐先生は みらいに、嘘をつきます。
「先生 さっき一緒にいた人って もしかして…」
「少し前に 付き合い始めたんだ 学校のみんなには 内緒な」
『…伝える前に 終わってしまった』
失恋したのだと思い、静かに涙を流す みらいは、このまま 甲斐先生のことを諦めてしまうでしょうか…。
本当は 甲斐先生も、みらいに 惹かれているはずなのに―――
しかし、今の みらいと甲斐先生は、特別な関係になることが 許されませんからね。
教師と生徒の一線を 越えてしまう前に、優しくも冷たい嘘をついた 甲斐先生の気持ちが、
よく 理解できるからこそ、とても 切ないです……。
みらいへ ようやく気持ちを打ち明けて、みらいへの「好き」を隠さなくなった 歩の変化には、
ものすごく キュンキュンしちゃいました
「最近みらいが どんどんちっちゃくなってくから かわいい」
素直に 思ったことを、みらいの前で 言うことができて、それだけで とても嬉しそうに笑う、歩。
みらいへの恋心を 隠していた時に比べて、気持ちが かなり軽くなったのでしょうね。素敵な笑顔…!
このまま みらいが、「幼なじみ」ではなく「男の子」として歩を見て 意識するようになれば、
いつか、みらいの気持ちが 歩に傾いていく展開が訪れる……かも???
どうなっていくのか 本当に気になります!! 11話を 早く読みたいです!!