高嶺の花なら落ちてこい!! 8巻【完結】感想☆

高嶺の花なら落ちてこい!! 8巻の感想です

高嶺の花なら落ちてこい!!　8巻　夏目あやの 先生　著

多少のネタバレが含まれますので、ご注意ください。

 電子コミックが無料で読める情報の更新再開しました 

　別窓で記事がでます

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お母さんが 腕時計を買ってくれたんです！！ と言って、嬉しそうに その時計を、幸太に見せる 黒河さん。

「似合ってるじゃん 何かのごほうびとか？」

「いえいえ そうではなく！！　 この前の金曜日 誕生日だったので！！」

片思いの女の子の誕生日が 3日前に過ぎていた事実を知り、幸太は 当然、大大大ショックです…。

ものすごい迫力で「なんで教えてくれなかったの」と迫り、「もう知らない」と拗ねる 幸太―――

だけど 黒河さんは、なぜ幸太が怒っているのか 分からずにいます。

ぶっす～～～ としている幸太に、話しかけることができない 黒河さんは、紺野に相談しました。

でも、紺野は「つーかそういう白石はいつが誕生日なんだろうな」と 話題を変えます。

そして 青山くんに、幸太の誕生日は なんと3日後だと、教えてもらった 黒河さんは……

「こうしては いられません　急いでプレゼントを用意しなくては…

白河くんって今 何が欲しいんでしょう！？」

何を贈れば、幸太に 喜んでもらえるのか、そもそも 受け取ってもらえるのか、頭を悩ます 黒河さん。

『…でも…　 白石くんだって 私にお誕生日 教えてくれなかったじゃないですか……

　あれ？　今なんで私 モヤッとしたんでしょう？』

黒河さんの誕生日を知っていた 桜井さんは、当日は 欠席でお祝いできなったけれど、

3日後の この日、誕生日プレゼントを 黒河さんに贈ってくれました。

「ありがとうございます 桜井さん…！！　こんな素敵なもの 頂いてしまって…！！

今度何か お礼　をっ！？　 ！？　！？」

「バァカ　お礼なんて 野暮なこと 言うんじゃないわよ

こっちは やりたくて やってんのよ　 大好きな人の誕生日だもの　祝いたいのは 当然じゃない」

桜井さんの デコピンと言葉のおかげで、モヤッとした原因が 分かった、黒河さん。そして―――

『大好きな人の特別な日に 何かしてあげたい―――…』『もしかして…　白石くんが 怒ったのは……』

ドキ… と胸を高鳴らせた 黒河さんですが、今は 深いところまでは考えず、

ひとまず やるべきことを やるため、動き出します！

放課後 幸太は、片思いの相手に対し 年甲斐もなく 拗ねてしまったことを、とても後悔していました…。

さらには、HRの後 すぐ どこか行ってしまった、黒河さんの姿を 見ているため、

黒河に嫌われた…… もうダメだ……、と 教室で落ち込みまくり……。

『…黒河の誕生日　祝ってあげたかったなあ―――…』

ところが その時、黒河さんが 教室に帰ってきて、「白石くん」と呼んだのです。

そして、ちょっと来てください と言うや否や、黒河さんは 幸太を乱暴に抱えて、ダッシュ！！

やって来たのは、誰もいない 校舎の裏。そこに敷いてある シートの上には、

ジュースや おかし、コンビニのケーキが ありました。

「……？　これって…？」

「白石くん！！　 まんなかバースデーしましょう！！」

ついに最終巻、「高嶺の花なら落ちてこい!!」　もちろん、Renta！さんで お借りしてます

黒河さんと幸太の 誕生日を巡るお話から、スタートした 第8巻、

大好きな人の誕生日を お祝いしたい、という 2人の想いに、キュンキュンしました 

そして、「まんなかバースデー」を提案した 黒河さんの可愛さに、ほっこりです～ 

幸太が 黒河さんのせいで『嬉し死』しそうになった その気持ち、よく分かりましたよ。

あと、幸太と 青山くんも、拗ね方 とっても可愛いですね。

桜井さんに 新たな恋が訪れていたことには、びっくりしました！！ 

一緒のクラスになった 桜井さんと紺野、いいコンビになりそうだなぁ とは思っていたけど、

それ以上の関係に発展する可能性を 大いに秘めていたとは……！！！！  

いい雰囲気を作る時の 紺野が、カッコよすぎて ときめきが止まりません…

黒河さん、幸太、そして 青山くんが、好きな人へ告白することを 決意してからの展開は、

ハラハラドキドキの 連続でしたね！！ だけど、しっかりギャグも満載なところが さすがです！！ 

ときめき、笑い、それから 切なさ。花火大会が舞台のお話は、いろんな要素が詰まっていると感じます。

まず、負けを認めた青山くんが 黒河さんの背中を押すシーンで、青山くんに 惚れました…！！！！ 

1人で泣くところが ものすごく切なかったけれど、どんな時も ライバルを称える青山くんは、

本っ当に 良い子だと思ったし、素敵で カッコいい、魅力的な青年です！！ 

そして、紺野と桜井さんの協力のおかげで、無事 一緒に花火を見ることができた 黒河さんと幸太が、

ついに ついに、ついに 両想いになるシーンでは、たくさん キュンキュンさせていただきました

幸太の 真っ直ぐな告白の、必死すぎるところには つい笑ってしまいましたが。

付き合ってもからも、幸太が不憫……なところが 多少あったものの、

ゆっくり 不器用に進んでいってこそ、黒河さんと幸太らしいなぁ なんて思います。

卒業式で読み上げた 黒河さんの答辞には、とっても 感動しましたし、

最終話では 大人になっている みんなを見ることができて、嬉しかったです

みんな あまり変わっていない中、身長が変わりすぎの紺野ってば イケメンすぎる…！  

ラストは、黒河さんと幸太の ラブラブっぷりを、たっぷり見せてもらえて 大満足 

読んでいる こちらまで 幸せな気持ちにさせてくれる、最高のハッピーエンドでした！！