デザート12月号の あつもりくんのお嫁さん(←未定)最終話の感想です
あつもりくんのお嫁さん(←未定) 最終話 タアモ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
敦盛を追いかけて、錦は 東京の高校へ進学します。
無事に 片想いが実り、敦盛と お付き合いできることになりました。
家のことで 複雑な心境を抱えていたけれど、駆け落ち旅行を通して「錦を幸せにしたい」という気持ちに気づいた 敦盛は、錦に プロポーズ!!
溝があった父親とも 仲直りし、錦との関係を 認めてもらえます。
そして 2年後、敦盛と同じ大学の医学部に合格した 錦。
反対していた 錦のお父さんも 祝福してくれて、錦と敦盛の関係は 家族公認になりました。
そんななか、「錦が 高校を卒業したら すぐに結婚式を挙げよう」と 敦盛が再び プロポーズをしてくれて――――――
錦と敦盛、ふたりの結婚式の日です。
泣きながら祝福してくれる 錦のお母さん、お父さん、おじいちゃん。
また もちろん、錦の家族みたいに素直じゃないけど 敦盛のご両親も。
敦盛のお母さんが 錦へ、厳しくも優しい言葉を かけてくれました。
「………」
「でも あの子 本当に笑うようになったのよね あなたと付き合うようになってから」
「これでも母親なので 敦盛さんの幸せそうな顔を見ると これで よかったって…」
「思えてしまうのよね…」
「………」
「私っ 絶対に 立派な医者になりますし 敦盛のこと 絶対に 幸せにします!!」
「そういうのは 男性の台詞じゃなくて? 変な方ですこと」
「あなたも 必ず幸せになりなさい」
……
いよいよ 挙式が始まり、錦と敦盛は みんなに見守られながら、教会で 誓いの言葉とキスを交わします。
そして 披露宴にて、敦盛から 出席者の方々へ、感謝の言葉―――
「私は 錦さんと出会うまで 1人で生きていけると思っていました」
「でも 1人は とても寂しい 大切な人を ただ幸せにしたい」
「そんな当たり前のことに気付かせてくれたのは ここにいる皆様 両親 そして 錦さんのおかげです」
「以前の私であれば 心から祝福してくれる方も いなかったと思います」
「まだまだ未熟な2人ですが 幸せな家庭を築いていきます」
席に戻った 敦盛は、「…錦にも ちゃんと話しておきたい 少しだけ聞いてくれ」と言って、錦にも 感謝の気持ちを伝えました。
「俺は 自分の手で錦を幸せにできることが 嬉しい」
「錦に会えたことを 一生感謝する」
「今日はめいっぱい 褒めてあげたい」
「敦盛のことを 好きになった 自分を」
……
『2人で 敦盛の憧れる 普通の家庭を作ろうね』
『2人で しわくちゃの おじいちゃんと おばあちゃんになっても お互い大好きでいようね』
『笑ってようね 時々 喧嘩したりしながら』