プレミアCheese!12月号の薔薇色ノ約束13話の感想です
薔薇色ノ約束 第13話 宮坂 香帆 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
電子コミックが無料で読める情報の更新再開しました
別窓で記事がでます
・
・
・
ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
彩葉と烈の結婚を認めてくれるのか くれないのか…、はっきりとした返事を 聞きたいところでしたが、
やはり 烈のお父さんだけあって、手強いですね。
とは言え、一歩前進した とは思っても大丈夫そう!!
「口では なんとでも言える ならば お手並み拝見といこうじゃないか」
焚きつけるようなことを言っても、それは 素直じゃないだけ、みたいでしたし?
まだまだ若い烈を 心配し、その覚悟を 試そうとしているのかもしれませんね。
むしろ、烈の弟 類くんの気持ちの方が、なかなか 読めないかも……。
烈の前では にこやかに挨拶してくれたけど、彩葉のことを 歓迎…してないでしょうね…。
義理の弟になる 類くんと、心から仲良くなりたいと思っている 彩葉だけど、
その気持ちが類くんに 上手く伝わらないのかなぁ。あの冷たい目は 彩葉を信用していない目?
彩葉のために1日 空けてくれた烈の優しさと、お話して烈のことを もっと知りたいという彩葉の健気さ、
そして、お庭の散歩をする2人の可愛らしさに キュンキュンした今回ですが、
烈が喋ってくれた 烈の家族の話題は、少し複雑で たしかに明るい話ではありませんでしたね……。
あのお父さんを振り回すくらい 天真爛漫だったという、烈のお母さん。
亡くなった お母さんとの思い出を、烈が とても大事にしていることが伝わってきますし、
きっと すごく素敵な人で、きっと 烈のおかげで幸せだっただろうなぁ、なんて気がしました。
ただ お父さんの女癖の悪さには、辛い想いも 沢山したのでしょうね…。
烈から見ても、父は 母を愛していた。なのに女癖が悪くて 母を悲しませていた。
それが、烈には どうしても理解できないのだろうな、と感じますし その通りだと思います。
父と子の関係が良くない 一つの原因として、そういったことが 影響しているのかもしれませんね。
それでも、異母兄弟の弟 類に罪はない、という気持ちで 類くんの助けになろう思う烈は、
とても立派だと感じますし、類くんも そんなお兄さんのことが、ずっと 大好きなのではないでしょうか。
だからこそ、彩葉のことを 快く迎えられないのかも?
今回の最後に見せた 類くんの目からは、彩葉に対して 敵意のようなものまで窺える気がしました。
大好きなお兄さんを、彩葉に 取られてしまうような気持ちになっているのかな……。
烈と 烈のお母さんの、大切な思い出の場所である 温室を託してもらい、気合い十分の彩葉!
暗い話だとしても 烈の心の内を知ることができて、嬉しく思う いじらしい彩葉!
そんな彩葉の魅力を 類くんも分かってくれれば、仲良くなれると思うのですが…。
どうすれば 類くんは、彩葉に 心を開いてくれるでしょうか?
2月号の 14話が気になりますね!! 待ち遠しいです!!