プレミアCheese!6月号の薔薇色ノ約束16話の感想です
薔薇色ノ約束 第16話 宮坂 香帆 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
烈のお父さんに 結婚を認めてもらうため、この舞踏会を 乗り越える…!!
美しい白のドレスを身にまとい 烈の婚約者として、彩葉 すっごく頑張ってますね
そうです! 彩葉は やれば出来る子なのです! 軽くドヤ顔!
だけど実は 緊張していた彩葉だけど、烈のおかげで 緊張なんて吹っ飛んだことでしょう。
着飾る仕上げとして、薔薇の香りの練り香水を 彩葉につけてくれる烈に、うっとりしちゃいます
全てが順調に進んでくれそう!! …なんて気がしていたけど、やはり そうはいきませんね。
烈の元婚約者、西園寺侯爵家の 紗己子さん。列のお父さんが呼んでいたとは 意地悪です……。
『この方が 烈様の? 本来のお相手… 自信に裏打ちされた気品と誇りが滲み出ている 佇まいが美しい…
付け焼き刃の私とは違う…』
彩葉が、お義父様に 試されていることは、まず 間違いないのでしょうね。
動揺したら負けだと、そう思っていても 飲み込まれてしまいそうな彩葉……。
最後の試練は やはり厳しいものです。
暗がりの中、同じ仮面・同じ色の服を着た中から 同伴者を探す、という余興。
これも 烈のお父さんが、彩葉を 試すために仕組んだこと…?
「但し条件がひとつ 女性は殿方に決して声を掛けてはいけません 口づけで当ててみるのも一興でしょう
お互いの思いが通じていれば きっと見つけられるはず…」
烈も 彩葉も、間違えるはずがない と自信を持っていたけれど、まさか 妨害してくる人がいるなんて……。
「何しろオレには この香りがあるからな 安心していい いつもの君でいろ」
烈の言葉に キュンとしたけれど、すぐに不穏な展開になってきて ハラハラが止まりませんね。
首元のリボンが解けている、それにファスナーが ちょっと開きそう、なんて どちらも嘘です……!
強引に 他の部屋へ連れられ、ドレスと練り香水を奪われてしまった 彩葉―――
しかも、彩葉の傷跡を見て 酷い言葉を投げかけた紗己子さんは、そもそも 彩葉に仕返しがしたくて、
この舞踏会に やって来たのでしょうか? そんなの 逆恨みだと思うのですが…。
「安心なさいな 私が このドレスと香りを纏って あなたに成り代わってあげる
破談にされたんだもの ダンスの1曲くらい安い物よね?
それとも 闇に乗じて 口づけのひとつでも頂いてしまおうかしら?」
閉じ込められてしまった 彩葉と、その事態に気づいている 列のお父さん。
彩葉を助ける気は なさそうだけど、「さて… 果たして泣き寝入りするか どうする?」という呟きは、
お義父さんなりの、彩葉への 興味と期待を感じました。
このピンチを乗り越えることが、結婚を認めてもらうための 大きな一歩になるかも……!?
辛いとは思いますが、泣き寝入りすることなく 彩葉に頑張ってほしいです!!
次回、8月号の17話が 待ち遠しくて仕方ありません!!!!