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Cookie (クッキー) 11月号の 僕の家においで Wedding 22話の感想です

僕の家においで Wedding 第22話 優木 なち 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください!

まさかの展開です…!! 美玲と真野さんに 思いもよらなすぎる大問題が勃発しました!!

ある日 突然、真野さんのことを「パパ」と呼ぶ女の子 瑠璃ちゃんが現れ、ある写真を見せます。

そこには たしかに、17歳の頃の 真野さんの姿と、真野さんが知っている女性の姿が 写っていたのです。

「パパとママの写真だよ!」

「ずっと会えなくて」

「でもママが そろそろ会っていいって!」

「ママ 今度 パパに電話するって言ってた!」

また会いに来るね と言って、瑠理ちゃんは 無邪気な笑顔で帰っていきました……。

瑠璃ちゃんと真野さんの やり取りを、すぐそばで しっかり見聞きしていた 美玲は、当然、どういうことなのか 真野さんに尋ねます。

お子さんが いらっしゃったんですか!? と。

違うと返答する 真野さんに、隠し子がいる認識は 一切ないのですが―――

「でも… お写真を見て……」

「写っていた 女性は……」

「―――…  写真は…」

「昔に… 少しだけ…  付き合いがあった女の人では あったっていうか…」

「なんてゆーか…  そーゆー関係は 少しあったってゆーか…」

「俺が17の時に ヤンチャしてて  その時に知り合った 年上の女の人で…」

「俺も色々 盛んだったし そーゆーことも多少……」

「…つまり…」

「真野さんは お写真の女性と 過去に関係があり」

「先ほどの女の子は 本当に 真野さんのお子さんの可能性が あるということでしょうか……?」

「…わかんないけど  完全に否定できるわけは ないってゆーか…」

状況が飲み込めなくて フリーズしてしまう 美玲に対し、真野さんは 焦りつつも 真剣に、まっすぐな瞳で 訴えます。

「まだ なにも確定したわけじゃないから  あまり深く考えないでほしいっ」

「あの子が言うには  相手の女性(ひと)から 連絡があるみたいだから」

「その時に 俺が ちゃんと考えるからっ」

「美玲ちゃは 今まで通り  俺の奥さんでいて」

   ……

…はい…… と返事はしたものの、もちろん 今まで通りというわけには いきません。とてつもない不安に襲われる 美玲…。

相談に乗ってくれた 友人の意見も やはり、「これって 離婚問題にも発展するくらい 深刻な問題じゃない」「このまま結婚生活を続けるなら 美玲には相当の覚悟が必要かもね」という 厳しいもの。

しかし、それでも 美玲は、決意し 誓いました。美玲以上に 不安を抱えている 真野さんから、離れないことを。

美玲ちゃんが 離れていかないか、美玲ちゃんに 愛想を尽かされるんじゃないか、怯えている真野さんの苦しみも 問題も、何があっても すべて受け止め 側にいる、と。

夫婦だから――― 真野さんのことが 大好きだから――――――

真野さんからは「美玲ちゃんが 俺とあの子の間に入る必要はない」「極力 関わらないでいい」と言われていた 美玲ですが、健気にパパを待つ 瑠璃ちゃんを見かけると、どうしても 無視できません。

優しい美玲は、瑠璃ちゃんと真野さんを 会わせてあげます。

「瑠璃  今日 ママの電話の番号 もってきたよ!」

「ママと電話していいよ パパ!」

ちゃんと しっかり話を聞くため、真野さんが 瑠璃ちゃんのママに電話をかけると、相手の女性は……

「瑠璃が真野くんの子供だって証拠も そろえるつもりだから」

「今後 責任をとってほしいって思ってるの」

一方 その頃、瑠璃ちゃんから「ねぇ パパのこと 瑠璃がもらっていーい?」という 無垢な言葉を受けて、美玲は たじろいでしまい―――!?

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