Betsucomi 9月号の藤原くんはだいたい正しい19話の感想です
藤原くんはだいたい正しい lesson19 ヒナチ なお 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
白滝くんに誘われて ヒツジちゃんは気分転換のデート!!……のはずが、どうして藤原くんまでー!?
「なんか… 藤原と買物行く約束してたらしい…」
らしい って!!!! ちょっとちょっと 白滝くん!!!!
もしかして わざと…?なんて思いましたが、本当に うっかりのダブルブッキングみたいですね???
ヒツジちゃんと 藤原くんは、お互い 複雑な表情になってしまってるし……、
これは 大変なことになってきましたよ。
誘ったら来てくれた カレンちゃんと、ヒツジちゃんが仲直りできたことは よかったですが、
でも、純粋な眼差しで カレンちゃんに「じゃあ 次は 私が頑張る番だね」と言われてしまったら、
ヒツジちゃんが もやもやしてしまうのは、仕方がないことだと思います…。
もちろん カレンちゃんが頑張るのは、恋する女の子として 素敵なことだと思うけれど、
ヒツジちゃんが 自分のことを『私って… 嫌な奴だな…』なんて考えてしまうのは、悲しいです。
気分転換になるはずだったのに、せっかく水族館に来たのに、これでは楽しめませんね……。
ヒツジちゃんが ぼんやりと、藤原くんばっかり 見てしまうことを、
分かりやすく不満そうにする白滝くんには キュンとしちゃいました
「じゃあ ゲームでもする? 3秒以上 藤原のこと見続けたら ヒツジは オレと付き合うってゲーム」
ほぼ強制的に始まった このゲーム…!! 白滝くんの焦りが 加速している証拠なのですね。
それを白滝くん自身が しっかり自覚できているとなると、ズルイ!とは あまり思えなくて……。
このまま側にいるだけでは、ヒツジちゃんの 藤原くんへの気持ちは変わらないことを、
白滝くんが一番 分かっているからこそのゲームですし、切ないなぁ…。
うっかり間違えて……から始まった ヒツジちゃんと藤原くんの会話だったけれど、
ほんの少しの会話だったけれど、今の状況から抜け出す 一歩になれたかも?と思いました。
藤原くんは、ヒツジちゃんを 落ち込ませたい訳ではないですもんね。そんな訳は ないのですもんね!!
『返事… してくれた… わざわざ 側に来てくれた…
それだけのことなのに 泣きそうなくらい うれしい
フラれたって やっぱり私は 藤原くんが 好きなんだ…』
ヒツジちゃんの目に浮かぶ涙が また切ない…。でも その気持ちを忘れなければ、きっと―――
そう信じていますが、藤原くんの気持ちは どうしても、なかなか 前に進めず……。
『側にいられたら困るくせに 側にいねーと気になるし… どーしたいんだよ オレは』
今の状況から抜け出す 一歩、それは まだ先だったみたいですね。
自分が どうしたいのか分からなくて、ヒツジちゃんのことを考えるのが 辛くなっているから、
「いっそのこと 生徒会を抜けてもらったほうが いーのかも…」なんて気持ちになってしまったの!?
ヒツジちゃんが聞いていることを 知らないとはいえ、「そのほうが 目につかなくて すむし」なんて、
藤原くん…、それは あまりにも勝手で、ひどい言葉なのでは……。
『私って…もしかして 目ざわり… だった…?』
『告白されたのが そんなに迷惑だった…?』
無理をして 笑っても、涙は こぼれてしまって…、そんなヒツジちゃんを抱きしめてくれるのは 白滝くん。
「…ゲーム 負けちゃったね? 罰ゲーム 始めよっか」
藤原くんを 好きでいても、辛いばかりなのかもしれない と思ってしまったヒツジちゃんは、
白滝くんが始めようとしている「罰ゲーム」を、どのように受け止めるのでしょうか?
ますます 複雑になっていく恋の展開、ますます 続きが気になります!!!!