LaLa(ララ)8月号の原始人彼氏12話の感想です
原始人彼氏 第12話 北福佳猫 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 3巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
自分の首を賭けてもいい とまで言い切るほど、美大を信じてくれる イレスの強い表情、カッコいいです。
美大とイレスに出された、このコムイの厄災を お前達でおさめて見せろ、という試練。
村の長からの そんな難しい要求を受けても、絶対に美大を守ろうとする イレスの、
その美大を想う気持ちに、思わず うるっとしてしまいました。
だけど、だけど イレスが自分1人で、全部 請け負うつもりでいるなんて、そんなのは 切ないです。
守られるだけでは 嫌だと、泣きながら必死に イレスへと言葉をかける美大に、感動しますね。
「…っなんで 一人で全部 背負おうとするの!? 私にも イレスのこと守らせてよ!!
命がけで守られても 二人で生きれなきゃ いやだよ 私のこと 首を賭けてまで信じてくれるなら
最後まで巻き込む方に賭けて!!」
2人で一緒に生きる方に 全部を賭けることで生まれた、希望の炎。
稲が しおれてしまった原因に心当たりがある、と言ってくれた美大が 頼もしすぎですね!!
しかし、美大の知識によって 原因は虫、秋ウンカだと分かっても、農薬なんて ない時代。
そう簡単に 解決できるはずもなく、とてもハラハラしました。
枯れた所を刈る って聞いて、クラテカが 驚く気持ちは分かりますし、
なぜ そんなに美大がコムイについて詳しいのか、疑問に感じるのも 当然でしょう…。
それでも クテカラが、イレスの言葉を聞き入れ、美大とイレスに 稲を託してくれたこと、嬉しいですね
美大を「悪い人間じゃない」と分かってくれている シラトカさん達が、
自ら 手伝いに来てくれたことも、嬉しくて ジーンとしちゃいます!
イレスの 火が灯ってるみたいな痣を見て、美大が思い出した おじいちゃんの教え。
その教えが 稲を、美大とイレスを 守ってくれる結果となり、
美大が「美しく逞しく育った誇り高き農家の娘」で、本当に よかったなぁ、なんて思いました。
また、虫を取り切るために必要だった 油は、イレスがいなければ 手に入らなかったのですから、
まさに 美大とイレスが力を合わせたことによって、乗り越えることができた この試練。
もう どこも、稲が しおれていないことを確認できた時の、2人の嬉しそうな顔に また感動します!!
まさか美大が、村で「女神様」と呼ばれるようになるなんて びっくりしたけれど、
すっかり 馴染んで、みんなと 仲良く暮らせるようになったのですね
順調に コムイの収穫を迎え、オナイさんの調子は よくなり、イレスが 笑うようになった。
村のみんなが 美大を「女神様」のようだと思うのは納得だし、
実際、スピカ様の力で この時代に来た美大は、「神様が使わした」存在なのかも?
遙か昔の時代で、時を超えて 想いを通じ合わせている美大とイレスが、
幸せそうに 一緒に進んで行く姿、とっても素敵でした。
『永遠に続くような月日を イレスと手を繋いで過ごした
数年して オナイを見送り クーも貝塚に眠った
ここに来て10年が過ぎた頃 私も 治らない病に倒れた』
美大は、迎えに来てくれたスピカ様と共に 現代へと戻り、そうして ついに、
ガルヒを求める美大の旅は 決着するのですね…!?
『目を覚ましたら すぐに走っていかなくちゃ 未来の あなたのところへ』
いよいよ 次号、最終回!! とのことで、一体どんな結末になるのか 楽しみで仕方ありません!!!!