LaLa(ララ)3月号の保健室の影山くん 最終話の感想です
保健室の影山くん 第23話 天乃 忍 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
影山くんに血を吸われ、記憶を失くしてしまった 日和ちゃん。影山くんのことを 何も覚えていません。
日和ちゃんと同じクラスの友人たちも、杏奈様の暗示によって「ただの一年」と認識しています。
いつもと変わらない、いつも通りの日常を送っている…はずなのに、
日和ちゃんは ぽっかり心に穴が空いた気分でした。
『何だろ 何だか私 やっぱり 何かを忘れてるような―――…』
保健室に入ると、何故だか分からないけれど さみしくて、泣いてしまう 日和ちゃんです。
影山くんは、日和ちゃんへの未練を断ち切り、日和ちゃんから離れるため 転校することを決めていました。
「この先 また同じことが起きたら? オレの中の日和先輩の血が尽きて また倒れて
その度に オレは日和先輩から 奪い続けるのか? あの人の寿命と記憶を?
―――オレは結局 日和先輩を喰い物にすることしか出来ないんです
だったら いっそこのまま オレなんか いなかったことにして―――…」
そんなことを言う 影山くんに対し、佐伯くんが 訴えかけます。
「…お前は前から 自分は日和に ふさわしくないとか言ってるけどさ
そんなのは日和が自分で決めるんだよ それは お前もだ
日和のためとかじゃなくて そうじゃなくて お前自身は 本当は どうしたいんだ?」
佐伯くんのおかげで 顔を上げることができた、影山くん。日和ちゃんのもとへと 走り出すのです。
日和ちゃんは 保健室に落ちていた、紫苑の花の しおりを見て、影山くんのことを 思い出しました。
『…そうだ ひとりぼっちで さみしそうで 傷付いた あの瞳を あの男の子を
私 ずっと 笑わせてあげたいなって 思ってたんだ』
保健室に飛び込んできた 影山くんが、日和ちゃんに 本当の気持ちを伝えます。
「でも オレ やっぱり諦めたくない 日和先輩 オレ 何度 忘れられたって 何度だって言います」
「――― 一目惚れです オレの 恋人になって下さい」
感動の最終回…!! とっても素敵な 最高の結末でしたね…!!
何度 忘れられても、日和ちゃんへの想いを貫く と決意し、行動できた 影山くんの成長に、涙 涙です。
そして、日和ちゃんと影山くんが起こした「愛の奇跡」によって、
読んでいる こちらも、幸せな気持ちにさせてもらえました。
ラストで 日和ちゃんと影山くんが手を繋いでいるシーン、本当に とっても素敵です
それから、影山くんと佐伯くんの 友情も、素晴らしかったなぁ って思います!
初めての友達だから 忘れてほしくない、という 影山くんの気持ちにも、
影山くんの背中を押してくれた 佐伯くんの優しさにも、ウルッとしちゃいました。
日和ちゃんと影山くんは これからも、どんなことでも 絶対に、
2人で手を繋いで歩いていけば 乗り越えていけるんだろうな、と思えた 感動のエンディング
キュンキュンできて ジーンとできる、最高のハッピーエンドだったと思います!!!!