みらいのダンナさま 9話 | 3巻ネタバレにご注意ください

2019年9月20日

ベツコミ10月号のみらいのダンナさま 9話の感想です

みらいのダンナさま　第9幕　吉永ゆう先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！

　別窓で記事がでます

・

ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 3巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

占い師さんに「2人の男性の間で揺れているなら　別のもう一人の男性にも目を向けてみることよ」と、

「例えば　あなたの過去をよく知る人物とかね」と、アドバイスを貰ったみらい。

でも、あからさまに品定めしろ、みたいな言葉に納得できないでいます。

それにみらいは、歩のことを弟のような存在にしか、思っていないのです。

『“過去をよく知る人物” っていうのは　たぶん歩のことを言ってるんだろうけど…

　お互いに考えられないよ……　今更恋愛とか結婚とか』

夏休みに入っていたみらいと歩は、保育園でボランティアをしていい気分転換ができました。

歩も、保育園にだいぶ馴染み、子供たちからも先生からも、慕われています。

そして、ボランティアを終えたその帰り道、町内の夏祭りに向かう人々を見かけました。

すると 2人は、揃って「「せっかくだし寄ってく」」と提案します。

昔も一度だけ、一緒に来たことがある夏祭り。昔話で盛り上がり、みらいも歩も楽しそうです。

『やっぱり歩とは　気を遣わないで自然体でいられるな　いっしょにいるとすごく楽だ』

だけど、歩のことを意識していないのはみらいの方だけで、歩は……？

「あ　おれそろそろ帰らないと　昨日から父さんが帰ってきてたんだ」

お父さんが海外転勤になって、約1年半。自宅に向かうその途中、歩はため息をつきました。

みらいは、そんな歩を心配して「どうかした…？」と聞きます。

「いや…　父さんと会うの久しぶりだから緊張するっていうか　なに言われんのかなって」

「普段電話とかで話さないの？」

「ないよ　不登校になったこととか母さんからいろいろ聞いてはいるだろうけど　直にはふれてこないし…

甘ったれでダメなヤツって　思われてるのかも」

「どうしたの歩…　歩はもうちゃんと学校に行けてるし　過去を乗り越えられてるじゃない

なんでまたそんな弱気になってるの…？」

「…みらいは　そういうとこ昔から全然変わらないな」

「…おれ　みらいと幼なじみでよかったって思ってるけど　もうそれだけじゃいやだ

また不安になってるのは　みらいが他の誰かに取られそうで怖いからだよ

みらいの中で　おれはまだただの“弟”なの…？

おれ…　みらいのことが好きだ」

『言ったらきっとなにかが変わってしまう　怖くて　でもずっと言いたかった言葉

でももう誰にも渡したくない　負けたくない

　みらいをいちばん最初に見つけたのは　おれだから』

厳しい父からのプレッシャーがストレスに変わってしまい、ものすごく苦しんでいる時に、

とても温かい言葉をくれたみらいのことを、“おねえちゃん”とは違う気持ちで好きになった歩の、

絶対に譲れない想いの強さ、とてもとても、痛いほど伝わってきました…！！

歩から告白されて、歩の気持ちをついに知って、みらいはどう感じるでしょうか。

みらいを誰にも渡したくない、という歩の想いは、果たして報われるのでしょうか……？

次回、11月号の第10話が、気になって仕方ありません！！！！