LaLa(ララ)6月号の水玉ハニーボーイ44話の感想です 
水玉ハニーボーイ ♯44 池ジュン子 先生 著
ネタバレありの感想です！ ご注意ください！ 
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 9巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
仙石さんからの告白が 嬉しすぎて…ではなく、仙石さんのお菓子のせいで 緊急搬送となった藤くん。
とりあえず、告白されたことを覚えていて 安心しました。記憶が飛んでいたら どうしようかと……。
ちゃんと嬉しかったことも 伝わってきたよ。看護師さん達を相手に 自慢しちゃうくらいだもんね。
お見舞いに来てくれた仙石さんを 恋人 として、看護師さん達に紹介。
当然ですね。何と言っても 2人は両思いなのですから！！ 藤くんの こ・い・び・と
です！！
なのに まさか、まさか 仙石さんには、そんなつもりは なかったなんて……！！！！ 
「私は藤君の恋人ではないが」「確かに告白はしたが 交際の約束はしていない
だって君は 七緒先輩と交際中だろう」
そして サラッと帰って行く仙石さん…。看護師さん達 どう思ったでしょう…。
藤くんのこと、2股男だと思ったのでは……。
退院早々、藤くんが行かねばならないところが 七緒の家とは、藤くん かわいそう。
「いい加減 七緒とあたしが付き合ってるとかいう誤解を解きたいのっ」
これを 別れ話だと捉えている時点で、七緒は 本当に話が通じない。藤くん かわいそう。
しかも、仙石さんが 七緒をフッていたこと、今になって ようやく知った藤くん、かわいそう…！ 
ついでに 仙石さんにも殴られちゃいましたし……。
いや、不法侵入して いきなり「聞いてない」と、怨霊みたいな真似をした方が 悪いのですが。
「だって あたしだけ一方的に七緒の事 敵視してたのよ しかも修学旅行より前からだなんて」
考え方によっては たしかに、いつの間にか 七緒と仙石さんが、藤くんを巡る ライバルになっていた、
と 言えますね。ヒロイン志望の 藤くんの考え方としては。
「私は藤君に想いを告げて満足しているし 交際に関しては よくわからんので どちらでもいい」
「別に今の関係でも傍にいられるから十分だ」
ドライな対応をされたと思いきや、急なデレに きゅうぅんっ となってしまう藤くんは、
仙石さんに 振りまわされっぱなしで、本当に かわいそうでしたね。
だけど、決して 振り回されっぱなしでは終わらない男(オネエ)、藤くん…！！
「あたしは仙石さんと お付き合いしたいし 関係性はきちんとしたいの」
壁ドンして 真っ直ぐな瞳で、仙石さんを見つめる藤くんに ドキドキしちゃいます～
そして そんな藤くんの真摯な気持ちを、ちゃんと嬉しいと感じてくれている仙石さんに キュンです
ところが、仙石さんと藤くんの いい雰囲気をブチ壊す男(野生児)、七緒……！！！！
「そういう事なら 勝負だ 藤」
「勝負内容は鬼ごっこ 今日中に俺を捕まえられたら 藤の命令を1つ聞いてやろう」
立会人＆重さハンデとして またも米俵扱いされる仙石さんと、置いてけぼりにされる 退院明けの藤くん。
そうでしたね。突然、一番、人を振り回すのは、他でもない 七緒でしたね。
しかも、七緒の刺客が まさかの登場！！ 七緒ブラザーズ！！
「学君が大掃除をサボって出かけたから 僕達もサボってます」
ちょ ちょ ちょ、では 誰が大掃除するの？
困った兄の世話をしてほしい、ご飯目当てで 藤くんに嫁いできてほしい。
みんな それぞれ願望がある中で、「そして お姉ちゃんは舞のもの」と 漁夫の利を得ようとする舞ちゃん、
あらあら、一番 したたかじゃないですか。
だけど、この勝負だけは 絶対に負けられない藤くんを、邪魔しようとはしない 七緒ブラザーズ。
お兄ちゃんへの優しさも見せていて、本当に いい子たち！ 
一方、藤くんとの勝負中に 他の勝負を始めちゃう七緒は、本当に 自由。
とは言っても、ジャンケン大会とは 可愛らしい勝負だし、仙石さんも しっかり参加してますし。
「私は勝敗や順位で 自分の実力を知るのが 性に合ってる」
「俺は 勝負する事が大事だからな 勿論 勝つ事が前提だがな」
急に真面目な顔で 真面目なこと言う七緒に、ドキドキしちゃうじゃないですか もう…！！ 
しかも、W優勝してる 七緒と仙石さん。恐るべき 最強コンビ。
仙石さんを抱えたまま、余裕で藤くんから逃げ回っていた 体力お化けの七緒だけど、
藤くんの優しさには 敵いませんでしたね。
七緒を心配して、助けようとした 藤くんの勝ち。
だけど そもそも、仙石さんと藤くんの邪魔をするつもりは なかった七緒！ 七緒なのに カッコいい！ 
「仙石にフラれた腹いせに お前達の邪魔をする程 俺は腐ってない 俺と仙石の勝負は もうついている
だからこれは 俺と 藤の 俺なりのけじめの付け方だった」
もう もう、七緒がカッコよくて 本当に困ります……。
そして、藤くんと七緒の 友情の始まり、ステキでしたね。
「あたしと七緒は ずっと敵同士 ましてや恋人なんて 冗談じゃないわ 切る縁なんて元々 無いわよ
だから 今日からは『友達』よ」
照れくさそうにして 顔を逸らす藤くんの一方、2人で目を合わせた後に 笑顔になった仙石さんと七緒が、
すっごく すっごく嬉しそうで、こちらまで 幸せな気持ちになります。
最後まで 七緒に振り回されっぱなしだった藤くんは、今回(いつも？) 本当に不憫でしたね。
でも まぁまぁ、長～く続いた 妙な交際を、ようやく終えることが出来て よかったじゃないですか。
これから もっと長く、もっと会話が出来る、そんな友情を育んでいってくれたら素敵だなぁ と思います。
……相手が七緒なので、会話に関しては かなり難しいかもしれませんけど。
それから、仙石さんとの関係を きちんとしなければいけないし、まだまだ頑張れ 藤くん！！
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