私たちのヒミツ事情 6巻の感想です 
私たちのヒミツ事情 6巻 小島美帆子 先生 著
多少のネタバレが含まれますので ご注意ください。
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菜子さんに 背中を押され、麗花のところへ 走ってきてくれた、桐生さん。
しかし 麗花は、桐生さんに いきなり、土下座をするのです。
「…だって……っ ウチに来られたのって…
私が菜子さんに 桐生さんの本心を ぶちまけてしまったからですよねぇぇ！？」
『～～～私が余計な発言をしたせいで ふたりの仲を更に こじれさせた！？
何かあったから わざわざ ウチまで来たんだよね―――…！！』
麗花の誤解を解かず、桐生さんは 真っ赤な嘘をついて、麗花に バラした仕返し(笑)をしました！
気づかない麗花は 真剣に桐生さんを心配し、バラしたことを 後悔します……。
慌てて 今のは全部ウソだと伝える桐生さんに、怒りつつ まだ不安が拭えない麗花。
そんな麗花に、桐生さんは 話し始めました。菜子さんを 空港まで見送ってきたこと、
過去に捕らえられていたのは 自分だと思い知らされたこと、何か理由をつけて逃げるのは やめること、
これからは 精一杯、真っ正面から ぶつかっていこう、と思えたこと。
そうして 桐生さんは、麗花への気持ちを 真っ正面から伝えるのです。ついに 2人は―――
小島美帆子先生の「私たちのヒミツ事情」、ついに 最終巻！！ Renta！さんで お借りしました
完結となった この巻、ただただ ひたすらに、桐生さんが カッコよすぎですね！！？？
めちゃめちゃカッコいい妹の菜子さんに 背中を押され、めちゃめちゃカッコよくなった 桐生さんのせいで、
胸のときめきが 止まらなくなっちゃいました…… 
麗花だけではなく、麗花と桐生さんの焦れったい関係を見てきた 読者としても、めっちゃ きゅん、です！！
菜子さんと 向き合えたことで、麗花への気持ちとも向き合えた 桐生さんの、
すっきりした表情、優しい笑顔には、何だか ホッとした気持ちになりました。
しかし、両想いになれたけれど 異性恐怖症が治ったわけではない、麗花と桐生さん。
お互いに励まし合い 努力し、着実に 克服していっているものの、まだ 拒絶反応は出てしまう―――
という事実さえも 笑い飛ばし、自分らのペースで進んでいければ それでいい、
そう麗花に伝えてくれる 桐生さんが、本当に カッコよくて……
いや、もう この巻、本当に 本当に、どのシーンを見ても 桐生さんの魅力が溢れている訳ですが！！！！ 
高塔さんと早乙女くんに 麗花との交際を報告する時も、麗花のお父さんに 約束してくれる時も、
あぁ～～～ 桐生さん、カッコよすぎます～～～
そして 麗花が、大好きな人とのデートで ヒール靴を履けるようになったこと、すごく 嬉しかったです。
たくさん たくさん頑張った、麗花の努力が 報われて、あぁ よかった、と 心から思えました。
麗花と桐生さんが 出会ったことで、お互い 異性恐怖症に負けることなく、
最高の幸せを掴めたのだという 素晴らしい結末には、とっても ジーンとしちゃいますね…
みんなが幸せになっている 未来の光景に、感動が収まりません！！ オススメの作品です！！ 
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