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Cocohana(ココハナ)5月号の おとななじみ 13話の感想です

おとななじみ ep.13 中原 アヤ 先生 著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!

全力で 仕事に打ち込むため、ハルのことは 忘れようとしている、楓。

九州への転勤について 前向きに考えています。

楓のことが好きだと自覚した ハルは、楓の顔を見ることができなくなっています。

思わず、「お…  おまえそんなに かわいかったっけ…?」と言っちゃうくらい 動揺してしまうのです!!

後ろを向き 楓の顔を見ずに、ハルは 転勤の話について切り出しました。

「まじな話?」

「…… まじな話  ここは出て行く」

「悪いけど もう掃除も洗濯も ハルのご飯も作ってあげられないから 自分で なんとかしてね」

「じゃ」

「…っ待て  楓っ」

引き留めたものの、楓が 急に可愛く見えて仕方がない ハルは、思考回路が ショートしてしまい―――

「おしごと! がんばってネ!」

怒った楓が「言われなくても がんばります!!」と言って 去って行った後、ひとり後悔する ハルでした……。

『ほらね!!  そう言うと思った!!』

『隣同士じゃなくなるからって おセンチになる必要はひとつも ないのだ』

『拙者  無心で働くでござるよ!!』

本社へ行く前に 一か月、社員研修を受けることになった 楓は、気合いを入れて 挑むのですが―――?

居酒屋にて、ハルが 伊織に、楓のことを 相談しています。

「よけいなこと言うなって 言うけどさ~~~ じゃあ なんて言えば 正解なんだよぉ~~~」
「知るか 俺に聞くな」

ライバルを呼び出して 恋愛相談をするな、なんて 冷たい反応の伊織だったけど…

楓が遠くに行っても平気なのか? 心配じゃないのか? と問いかけたハルが 今の素直な気持ちを打ち明けると、伊織も 正直に答えてくれました。

「楓だって 子供じゃないんだぞ  ひとりでだって ちゃんと生きていける」
「…… 俺は 心配だよ  あと さみしい ずっと隣にいたから」

「だからだよ」

「楓の隣にずっと おまえがいるから  離れてくれるんなら 俺にとって好都合だと思ってる」

「俺だって 楓と離れたら 会いづらくなるし さみしいのもあるよ  でもハルと同じ立場で戦えるんなら そのほうがいい」

「もちろん 決めるのは楓だから 俺はもうなにも口出しはしないけど」

「…おまえ 正直者だな」
「ハルに回りくどい言い方しても なにも伝わらないからな」
「よくご存知で」
「ただ俺は  楓と離れても ちゃんと支えてやれる自信がある」

   ……

慣れない仕事で疲れている 楓は、研修が嫌になったわけじゃないけど 自分は現場の方が向いているんじゃないか…、と悩み 迷っています。

そんな楓を 伊織が、優しく温かく 励ましてくれました。

「ありがとう 伊織! 会いに来てくれて!  すっごい元気出た!」
「元気がなくなったら いつでも呼んで 話聞くくらいなら できるから」

「うん  あ…でも 私が九州行ったら こんな風に話 聞いてもらえなくなるね」

「はは 大丈夫かな 私ひとりで」

すると、伊織は 楓を抱きしめ――――――

「大丈夫  俺は楓が どこにいても 会いに行くから」

 …………

頼もしくて 優しくて、好意を真っ直ぐに伝えてくれる 伊織の魅力に、楓が クラッときちゃったとしても、不思議ではありませんね…!?

公園でイチャついてる カップル、にしか見えない 楓と伊織を目撃してしまった ハル!! もはや いちいちショックを受けてる場合じゃないのでは!?

楓と伊織の関係は 変わっていくのか、この後ハルは どうするのか、そして 楓は本当に 九州へ行くのか、続きが気になりますね。

次回、6月号の第14話を 早く読みたいです!!!!

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