Betsucomi 3月号の桜井芽衣の作り方9話の感想です
桜井芽衣の作り方 change.9 フクシマ ハルカ 先生 著
ネタバレありの感想です! ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
龍虎は、東京にいた頃も ずっと芽衣のことが好きで、小さい頃の思い出を ずっと大事にしてきたのですね。
まだ小池先生に 負けたわけじゃない!って前向きになるのは 大事!
…なのに「いや もう負けてると思うけど…」なんて水を差してくる、余河内くんと ニノちゃんだけど、
3人で わーわーお話している様子は、賑やかで微笑ましいなぁ なんて思いました。
メガネを壊してしまった小池先生、たしかに メガネをしてないと若く見えるし、カッコいいです!!
とはいえ メガネがないと、芽衣の言う通り やっぱり困っているはず。
「あの メガネは もともと 小池先生のものなんです―――」
「2年前… 先生が 教育実習に来た時 私に くれた物なんです―――」
入れ替わってしまう前、芽衣が かけていたメガネに、そのような秘密があったとは、
龍虎が『聞いてませんけど そんな話―――!?』と 驚いて、悔しく思ってしまうのは 当然でしょうね。
そんなタイミングで、芽衣が 尾道を舞台にした作品の「聖地巡礼部」を作ろうとしていると聞いては、
芽衣は ただ小池先生と一緒にいたいだけ、なんて勘違いをしてしまったのも 仕方なかったと思います。
好きだからこそ 芽衣に優しくできず、後悔する龍虎の姿が 切ないです……。
バイトがあって部活には入れない と龍虎に断られた後、1人で部員を集めようとしていた 芽衣は、
人に話しかけたりっていうのは 得意ではないはずなのに、すっごく頑張っていましたね!
そんな芽衣のことを、放っておけない龍虎は やっぱり優しいと思います。
『自分から逃げ出しといて 頼られないとイヤとか ホント オレ マジ なんなの? 超うぜぇ』
そんな風に 自分のことを責めて、そして 「大丈夫です」と強がる芽衣のために、こっそり、
部員集めに協力してくれた 龍虎。余河内くんと ニノちゃんにとっても、悪い話ではなかったですし。
余河内くん達が、龍虎に頼まれて 入部したことを、芽衣に 話してしまった件については、
むしろ言ってくれて ありがとう!! なんて思いました!!
「同じ部活だったら 中村君と話してても みんなに変な目で見られないかもって……
だから バイトで大変だと思うけど やっぱり中村君にも入部してほしいんです」
芽衣は 先生といたいって理由だけで部活を作る訳ではない、と 龍虎が知ったこと。
そして、芽衣の中に 自分の居場所はある、芽衣に必要とされている、と思えたこと。
ものすごい大進歩ですよね。2人の関係が 一気に縮まった気がします。
無事に 部活も作れそうで、何だか いい方向に向かってる! …と 思った矢先、
まさか、小学校の時 芽衣にトラウマを植えつけたのは、龍虎だと発覚するとは…!
「わかったか? お前は 笑うとキモイんだから オレ以外の前では 笑うなよ ブス!」
小学生男子らしい 照れ隠しで、可愛らしい独占欲も 窺えるのですが、
龍虎の気持ちを知らなかった 芽衣は、とても深く傷ついてしまったのでしょうね。
トラウマで苦しんでいた芽衣に、メガネをかけさせてくれたことによって、
小池先生は 芽衣の心を救ってくれたのだと思います。
そういう経緯で、芽衣は 小池先生のことが好きになったのですね。
この衝撃の事実発覚……、龍虎は どうするのでしょうか!? 龍虎の恋は どうなっていくのでしょうか!?
次回も ものすごく気になります!!!!
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