Cookie (クッキー) 1月号の 好いも甘いも 4話の感想です
好いも甘いも #4 小藤 まつ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
夏 真っ盛りの 8月、叶は ニートをしながら、美味しい物を食べ歩き ブログに上げて、少しずつ アクセス数は増えつつあるものの…、収入は増えず 借金が嵩んでいく一方です…。
そうして ついに、キレた母に「働かざる者 食うべからず」と言われ、タダ飯食らいを 禁止されました。
叶は 妹の唯に泣きつき、唯の 大事な取引先を紹介してもらいます。
イノウデザインワークスに勤め始めて 1週間、フリーペーパーの雑用 兼 ライター見習いとして、試用期間中の 叶。
おためし期間の間に 記事が一本も 掲載されなければ、即クビです。
頑張って記事を書いたけれど 社長に不合格を言い渡され、叶は プロの仕事の厳しさを知りました。
叶の 次の採用試験は「カレー」特集の記事にすることを決めた 社長。
社長の猪生さんは、飴と鞭の使い方が とても上手く、とても優秀な デザイナーです。
最初は『ちょっと稼いでまたニートに戻ればいいや』と思っていた 叶でしたが、猪生さんと出会い ブレる乙女心。
猪生さんの期待に ちゃんと応えなくては!! と気合いが入ります。
しかし 叶は、「誰も知らない私だけの秘密のカレー店」という 特集テーマに合う、誰にも取材されていない 未掲載なお店を、見つけ出すことができません。
どこのお店も「トリブート」と 独占契約をしているのです…。
アポが一軒も取れず まったく記事を書けていない 叶に対し、猪生さんは キツめの鞭を打ちます。
でも それは、このくらいじゃ 叶はヘコたれないと、信じているからです。
落ち込んでしまったけど 涙をこらえ、上を向き 歩いていた 叶の鼻に、カレーの香りが漂ってきました。
そして、蔦に覆われた看板の 隠れ家みたいなお店を見つけ、入ってみます。
どこにも紹介されていない 美味しいカレーを発見した 叶は、店の主人に このお店のカレーを取材させてほしい、と頼んだのですが、断られてしまい―――!?
ついに 名前を教えてくれましたね!! トリブートの泉さん!!
今回も、ニートで一花咲かすと言ったのに 働き始めた叶に対し「おまえの人生 ブレブレだな」と厳しいことを言っていた 泉さんだけど、
出くわしてしてしまう運命の相手、叶のことが 気になって仕方ないから、言わずにはいられないのですね。
そして いつも、彼の言葉が 叶の心を突き動かしていること、叶自身も 気づいてきたでしょうか?
泉さんは、稲生さんみたいに 飴と鞭を 上手く使い分けられる人ではないし、口福屋の若旦那のように 酸いや甘いを 優しく教えてくれるわけではないけれど、
叶の一本筋が 今後もブレないことを、最も期待してくれているのは 泉さんだと思います!!
「美味しい物を 皆に伝えて 幸せいっぱい 世界平和 目指すは世界一 食いしん坊!」
ぐーたらニート修行中で 大きな野望を抱いている 叶と、トリブートで今 一番グルメの現場を仕切っている 泉さんが、
今後 どこまで距離を縮めていくのか、とても 楽しみです!!!!☆
また、稲生さんに美味しいところを 持っていかれてしまったけど、プロとしては ギリ合格、と泉さんに言ってもらえた 叶の、
食レポライター修行は どうなっていくのか、気になって仕方ありませんー!!