高嶺の蘭さん 27話 | 7巻ネタバレにご注意ください

2019年10月16日

別冊フレンド11月号の高嶺の蘭さん 27話の感想です

高嶺の蘭さん　Episode 27　餡蜜先生　著

ネタバレありの感想です。ご注意ください！

　別窓で記事がでます

・

ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

蘭と晃が付き合っていると知り、市ヶ谷くんは大ショック……。

なんで何もかも上手くいかないんだ、と悔しがって怒っています。

晃と市ヶ谷くんは、市場で小さい頃から会っていた仲。

「でもだいぶ久しぶりだな　おじさんたち元気か？」

「知らない　　顔見たくないから　晴嵐で一人暮らししてる姉ちゃんとこ住んでるし

でもあの頑固親父…　代わりに園芸部入部って条件出しやがって…」

やっぱり好きで入ったんじゃなかったんだ…と、蘭が思っていたその時、市ヶ谷くんの電話が鳴りました。

それは、日曜の出荷の手伝いあんたがやって！！というお姉さんからの連絡。

市ヶ谷くんは嫌がったけれど、「わがままばっか言うなチビ！！」と一喝されています。

すると、市ヶ谷姉弟の会話を聞いた蘭が、「私　お手伝いできないかしら…」とつぶやいたのです。

晃は「え！？」と驚き少し考えた後、市ヶ谷くんのスマホを取り上げて、

お姉さんに「あの　オレでよければ手伝います」と言いました。

「ちょ待って　なに勝手に決めて…」

「だったら恵も帰るって言ってますんで」

「んっんんん（言ってない）」

晃に口を塞がれ訂正できず、実家に帰ることを勝手に決められた市ヶ谷くんは、

もう災難つづきだっ、と嘆いています……。

『ごめんなさい市ヶ谷くん…　でも　なにか力になれるかもしれないから…』

日曜日、電車で1時間の場所にある「いちがや園芸」へと訪れた蘭と晃、そして市ヶ谷くん。

帰ることをかなり嫌がっていた市ヶ谷くんは、お父さんとすぐに揉めてしまい、一触即発の雰囲気…。

それでもしっかりお手伝いをしていましたが、やっぱり家の仕事は好きになれないみたいで―――

「…だって　楽しくないんだもん　家族経営とかって　友達と遊ぶ時間もとられて手伝わされるし

花屋と違って生産者なんて　地味だしダサいし目立たないし…

こんなん　愛情かけれるほど好きになれない

だから僕は…　キラキラしたゲーノー界でかっこいい仕事して　自分が華になってやるんだ！！」

田舎の花農家が実家ということに対して、市ヶ谷くんは強いコンプレックスを抱いているけれど、

蘭は、広い農園とそこで黙々と働く人の姿に、とても魅力を感じたようです。

「……ごめんなさい　私　今までお花を見ても　誰が育てたかなんて考えたことなかったです…」

「…え　あ　や　別に謝ってほしいとかじゃなくて…」

「すごく丁寧に育てられてるんだね　これからはもっと大切にできる気がします」

蘭にどんどん惹かれていく、市ヶ谷くんは――――――！？

面倒くさいと言いつつ、ちゃんと園芸部の活動に参加している市ヶ谷くんは、

彼なりにしっかり愛情を持って、お花と接しているような気がします。

そして、蘭さんの言葉に「運命」を感じたことで、家の仕事を少しでも好きになれたのなら、

それは素敵なこと……だと思うのですが、しかし市ヶ谷くんの暴走癖？には、ちょっと困りましたね。

「好きです蘭先輩」と告白、さらにはキス…！！！！

突然の事態に、蘭さんは一体どう対応するでしょうか？というか対応できるでしょうか？

また、もし佐伯くんがこのことを知ったら、果たしてどうなる……？？？

続きがとても気になりますね！！次回28話を早く読みたいです！！