Betsucomi 6月号の藤原くんはだいたい正しい16話の感想です 
藤原くんはだいたい正しい lesson16 ヒナチ なお 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください。
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
良則くんの病室の前…、後悔する藤原くんの姿に とても胸が痛くなって始まった今回ですが、
無事に 良則くんが目を覚まし、安堵の表情を浮かべた藤原くんを見ることができて 嬉しくなりました。
大したケガではないと分かって、熱さえ下がれば問題ないと分かって、
一番 安心したのは、きっと藤原くんでしょうね。
話すことができる、謝ることができる、笑い合うことができる、心から幸せを感じたと思います。
『良かった 本当に良かった これからは もう二度と 悲しい笑顔になんて させねーからな』
藤原くんの 良則くんを大事に想う気持ちは、一層 強くなり、また 同時に
そんな自分を好きになれたのかな？ 誇りに思えるようになったかな？という気がしました！！
友達に対しても、藤原くんは 柔らかく素直な態度を取れるようになっていて、
「じゃー 弟も一緒に遊べば いんじゃね？」と言ってくれる 素敵な友達に囲まれていて、
希望で満ち溢れている藤原くんの心に、ものすごく嬉しくなります。
夢をいっぱい考えながら 退院を心待ちにする良則くんも、
大好きな お兄ちゃんと一緒の時間は、きっと 本当に幸せだったはず。
だから、2人が あの雨の日に、お別れすることには ならなかったこと、
良則くんの笑顔が悲しいままでは なかったこと―――
せめてもの救い、と思わなくては いけないのかもしれませんが……、
そんな風に思えるはずもなく、良則くんが亡くなってしまったことを 受け入れられない藤原くんの、
暗い瞳には どうしようもなく胸が締め付けられました…。
『認めたくなかった 今は少し入院してるだけで ある日 家に帰れば いつもみたいに』
だけど良則くんは もう、どこにも いなくて、最後のお別れをしなかった事を悔やむ 藤原くんの気持ち……。
想像するだけで どれだけ苦しかったか、そして今も その苦しみは続いている、と分かりますね。
ひつじちゃんを見ていると、良則くんを思い出してしまう藤原くん―――
雨の日の『あの時』の後悔は、より一層 強まっているのも無理はなくて、
また自分のせいで、大切な人が いなくなってしまったら…と思うと、怖くて仕方ないのだと思います。
『だったら最初から 「大切な人」なんて作らなければいい』
そんな結論は あまりにも悲しすぎる……、と思うのですけれど、
しかし そう藤原くんが考えてしまう気持ちも、分かってしまいました。
一方で、藤原くんに抱きしめられた時の感触が忘れられない ひつじちゃん！ 可愛くって癒やされます。
白滝くんに「抱きしめる理由って何かな！？」と聞いちゃうくらい、気持ちが追い付かないのですね。
「愛情表現なんじゃねーの？」
ぱぁぁ～～ って喜ぶ ひつじちゃん 
好きって気持ちが溢れ出して止められない ひつじちゃん 
もう可愛すぎます！！！！ キュンキュンしました！！！！ 
そんな ひつじちゃんの様子に『もしかして また 藤原のことか…？』と、
嫉妬してしまう白滝くんには ドキドキ…！！
ひつじちゃんの頭を、自分のことで いっぱいにしたい白滝くんは、
『おもしろくねー』という気持ち、全く 隠せなくなっているじゃないですか！？ 
白滝くんの想いが強まっていくところにも、キュンキュンしてしまいます
藤原くんから『好かれてる…？』ことを感じ、「好き」が止まらない ひつじちゃんの心
気持ちを伝えることを意識していますが、しかし藤原くんは まだ「大切な人」を作れない心境で―――
ひつじちゃんが 藤原くんの「大切な人」になることはできるのか…？
次回が とっても気になります！！！！
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