LaLa(ララ)10月号の天堂家物語22話の感想です 
天堂家物語 第二十二話 斎藤けん 先生 著
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単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
夢の中で じっちゃんに謝る、らんの言葉。現実でも らんが言い続けていた言葉だけど、
本当は 他の誰でもなく、じっちゃんに 言いたくて、そして 返事を聞きたかったのでしょうね…。
「人を助けて死んだら じっちゃんも 褒めてくれると 思ったんだけど…」「…じっちゃん 怒ってる？」
らんの頭を撫でて にかっと笑う、じっちゃんの顔。
初めて見ることができた じっちゃんの顔は、思っていた以上に 優しい顔でした。
それは、らんが 夢で見ている、らんの記憶の中の じっちゃんですが、
じっちゃんは きっと本当に、怒っていないし 笑ってくれているのだろうなぁ……、なんて気がします。
祭りで絡んできた輩に 捕らえられてしまった、という大ピンチに陥っている らんは、
気絶している間に、どこかの物置小屋のような場所へと 連れてこられたみたいですね。
らんを捕らえた男達は「頭」に従う集団みたいだけど、ヤクザ…とかなのでしょうか！？
そのような場所に、なぜ 本物の鳳城蘭が……！！？？
男達に「姐さん」と呼ばれている ってことは、「頭」の妻 ってことですよね。
髪が短くなっていて 表情もキリッとして、まるで別人のような姿になっている 本物の鳳城蘭。
襲われてしまいそうになっていた らんを助けてくれたのだから、
ものすごく悪い人になってしまった訳では ないと思いますが…。
一体、彼女の身に 何が起こったのか、気になって 仕方ありません！！ 
らんが いなくなっていることに、朝になって気づいてくれた 三郎くんとギイチ先生ですが、
まさか、祭りで絡んできた輩に 捕われてしまっている、とは 思いもしませんよね。
らんは不在の ギイチ先生のお家。このようなタイミングで 雅人が訪れるとは―――
「この家で世話になっている 蘭という娘を連れ戻しに来た」
あと1日、あと1日だけ 早かったら、らんと雅人は 再会できていたのに……。
らんが必要になったから 今になって連れ戻しに来た、なんて言う 雅人に対し、
ギイチ先生が「身勝手だ」と思うのは 当然でしょうね。
雅人の 横柄にも見える態度に、慣れていないのですから 尚更。
「手前勝手は承知の上で迎えに来た 戻るか戻らないかは あいつに選ばせる」
「あの猿に 俺の誘いが断れるなら 諦めてやってもいい」
らんに想いを寄せている 三郎くんとしては、無視できるはずもない言葉でした…！
それでも 怒りをぶつけるのではなく、どうにか、何とかして 雅人を帰らせようと、
三郎くん、一世一代の大嘘 ですね！！？？ 
「お 俺とらんは 男女の仲になりました！！」
「腹に俺の子がいるかもしれません らんを連れ戻すのは諦めて下さい！！」
そんな嘘ついちゃ ダメでしょ！！ ってことは ちょっと置いといて……、
たしかに そう言っておけば、らんを ここに留まらせるための、理由には なりますね。
だけど その嘘、雅人を相手に 言ってはいけない、絶対 絶対ダメな嘘です！！！！
じっちゃんの遺品である刀を おもむろに抜く雅人様…、怖すぎます…。
ギイチ先生がいなかったら、一体 どうなっていたことか……。
「……… 失礼 乱心した」
まだ乱心しているように見えるのですが！？ 三郎くんは早く 嘘だと言った方がいいですよ！！
果たして この後どうなっていくのか、気になる次回 23話は12月号とのことで、
今から 待ち遠しくなってしまいます…！！！！
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