Kiss(キス)9月号の アレンとドラン 10話の感想です
アレンとドラン 第10話 麻生 みこと 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 3巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
隣人で 友人で、好きな人 エドガーさんは、まあまあの変人であることを知った 林田さん。
エドガーさんの「今の彼女」は どんな人なのか、聞いてみたようです。
すると、「興味深い人だよ」「ちょっと珍しいカンジの 面白い子でさ」と エドガーさんは答えました。
噂のその彼女 マリエが、エドガーさんのバイト先の バーに来店します。
ザ・女子!! な見た目のマリエは、エドガーさんの言う通り たしかに、なかなか 変わった子…。
「いいとこのお嬢様らしくてさ 育ちがいいんだろうな
万人が認める王道の価値観に 何の疑問も持ってない 素直な いい子なんだよ この多様性の時代に」
「……… で 今回は どれくらい持ちそうなんですか」
「なにそれ 破局前提みたいな いつも願ってはいるんだよ 次こそ本気になれるように これでも」
3泊4日のゼミ合宿を終えて アパートに戻ってきた林田さんに、マリエが 話しかけてきました。
「江戸川さんの反対隣に引っ越してきた
て言うか おこづかいで借りちゃいました☆ よろしくお願いします」
Kiss(キス)2月号 アレンとドラン 第11話
エドガーさんと いつでも会える隠れ家を作ろうと思って、アパートを借りた マリエ。
住むわけではない と知って、安堵する 林田さんです。
「それに 普通の姿見られたら もっと彼のこと 分かるかなって」
「だって江戸川さん クールでかっこよくて どこかミステリアスで 素敵で最高なんだけど
何考えてるか 分からないところ あるじゃない? 彼のことなんでも知りたいの!」
マリエのことを、素直で(単純で)ボジティブで(能天気で)積極的で(図々しくて)、
まるで「日なたの人」だと感じる 林田さんは、自分の陰の濃さを思い知り 嫌な気持ちに…。
アパートも、行きつけのお店も、林田さんにとって ストレススポットになってしまいました。
早く別れてほしい、なんて思うようになった頃、『よっぽどのこと』が起こります……!!
1ヶ月前に別れた マリエの元彼が現われ、マリエと 元彼、そして エドガーさんの3人で、話すことに。
マリエは「話すことなんか ない」と言うけれど、話し合いの場として 部屋を提供したエドガーさんが、
「ちゃんと話して 分かってもらわないと」と、マリエを たしなめたのです。
最初は、そうしたエドガーさんの発言を『懐深い…!!』と思っていた マリエだったけれど…、
ストーカ化した元彼に 怒りもせず、積極的に生き生きと話を聞く エドガーさんに対し、怖い と感じました。
マリエは慌てて 部屋を飛び出し、(実は壁越しに全て聞いていた)林田さんに 泣きつきます。
すると、林田さんは マリエに、エドガーさんの「いいところ」を伝えてくれて―――
林田さんも、自分の声が 隣のエドガーさんに聞こえることは、分かっていたはずですよね。
つまり、エドガーさんのことを「変」「どっか おかしい」と言っていたマリエの声も……。
エドガーさんの「いいところ」を 林田さんが言ったのは、マリエに聞かせるためではなくて、
隣にいる エドガーさん本人に向けて、感謝を伝えたかったからなのかなぁ、と思いました。
さて、今回も3ヶ月以内でフラれてしまった エドガーさん。
それによって 林田さんとエドガーさんの距離は、近づくのか 変わらないのか、気になりますね。
次回 4月号の、第12話が 楽しみです!!!!