蒼竜の側用人 6巻の感想です 
蒼竜の側用人 6巻 千歳四季 先生 著
多少のネタバレが含まれますので ご注意ください。
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アズファレオから派遣された馬車で、なんとか国に戻ってきた ルクルとユリウス。
王が不在だった事は 上手く隠し通すことができていたため、
ルクルも、遠出の おつかいに行っていた、と言って 誤魔化します。
あれから 3日が経ち、ユリウスのお世話係の仕事を再開している ルクルは、
包帯だらけのユリウスを 心配し、胸を痛めていました…。
そんな時、宮殿で引き取る事になったラキアとマユに 街を案内していると、1人の男性と出会います。
黄色い小さな竜を連れた その男性は「竜の研究者」で、竜に効く薬を持っている と言うのです。
ユリウスのため、その薬を分けてもらおうと考えた ルクルは―――！？
千歳四季先生の「蒼竜の側用人」第6巻、Renta！さんで お借りしました。
電子限定カラー収録版です！ カラーのイラストを たくさん見ることができて、最高です！ 
カラーのユリウスは 美しさ＆迫力アップ 
ルクルは 可愛さアップ してますよね～
電子限定でイラストコレクションをカラーで収録、とのことなので、
ずっとRenta！さんで 電子版をお借りしてきて、本当に よかったです！！ 
さて、新キャラ メガネ男子、竜の研究者 アデルの登場で、一気に新展開になっていきましたね。
この世界に 竜の研究者がいるのは納得だけど、しかし まさか、あんなに のほほんとしていて、
アホそう(ラキア談)な アデルが、すごい才能の持ち主だとは ちょっと意外…！ 
竜に関する知識の多さ、見聞の広さ、そして ルクルの思考を読み取る鋭さは、
さすが「学術都市 ルフト」の生徒、さすが マスター階級の紋章を身につけた人、ということですね。
もしかすると、優しい笑顔の裏には 何か秘密がある……？ ような気もしましたが、
彼の研究心は とても純粋だと感じるので、才能だけではなく人柄についても 信用して大丈夫、と、
今後 分かっていく展開になっていってくれたら、嬉しいなぁ なんて思います。
それと、アデルが連れている 小型の竜、ステラが すご～く可愛い～
さて、ハイネと別れ 元の生活に無事に戻れた、ルクルとユリウスですが、
あの出来事を経て 2人の距離はグッと近づいてる気が！？ 
ユリウスの「俺から離れるな」という言葉に キュンキュンしましたし、
照れているルクルの可愛らしさには ニヤニヤしちゃいました 
ルクルは ユリウスの、ユリウスは ルクルの、笑顔を見たら 安心する、
そんな2人の間に流れる 穏やかな空気が、とっても 素敵です
そして、ルクルとアデルが 仲良くしすぎると、むっすりしちゃうユリウスは 可愛すぎます！！ 
体調の悪さを隠してしまう ユリウスの不器用さや、ユリウスが 野生の竜のように飛べるようになったら、
私は必要なくなるかも…なんて考えてしまう ルクルが抱えた不安な気持ち―――
いくつかの 心配な要素も、また新たに生まれてしまった この巻ですが、
ルクルのことを 誰よりも何よりも想ってくれるユリウスと、頑張り屋さんの ルクルなら、
きっと この先も、何があっても 大丈夫だろうなぁ、と 信じています。
ユリウスが飛べるようになると いろいろと状況が変わりそうだけど、2人の絆は 変わらない！ はずです！
最後のお話は、ユリウスの過去が また詳しく明かされ、切なくなってしまう内容でしたが、
この後の続きは どうなるのでしょうね。次の7巻を 早く読みたくて仕方ありません！！
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