高嶺の蘭さん 21話 | 6巻ネタバレにご注意ください

2019年3月14日

別冊フレンド4月号の高嶺の蘭さん21話の感想です

高嶺の蘭さん　Episode 21　餡蜜先生　著

ネタバレありの感想です！ご注意ください！

　別窓で記事がでます

・

ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

蘭さんと佐伯くんのファーストキス！！ ……は、このタイミングではありませんね。

『私だって　できるっ―――…』なんて、そんな当てつけのような気持ちでキスしようとする蘭さんを、

佐伯くんが止めてくれてホッとしました。そんな形でファーストキスを迎えてほしくないですもの。

それに、気が動転していた蘭さんは気づいてなかったのでしょうけど、大勢の人が見てますし！

「ちょっと待って…　まずはちゃんと　話を　しよう…」

佐伯くんがストップをかけてくれて本っ当に、助かりましたね。

とはいえ、大胆な行動に出てしまったことは取り消せないですから、

またしても自己嫌悪に陥ってしまう、蘭さん…。

真っ赤になって佐伯くんから逃げる蘭さんは、可愛くて思わずキュンとしちゃったけど、

翌朝の顔色が良くないし、佐伯くんと目を合わせることすらできなくなってるし、

ものすごく不安になりました……。

しかも、佐伯くんの温かい言葉で気持ちに変化が生まれた、七美ちゃんの宣言―――

蘭さんの心には、相当な焦りと動揺が生まれてしまったと思います。

「…うち　昨日蘭ちゃんに　嘘ついちゃった…」「………　うち　やっぱり晃が好きだ」

「うちね　人の目気にして　ずっと本当の気持ち言えなくて　でも晃が背中押してくれた

…うれしくて　大事な人にはちゃんと伝えなきゃって思ったの

だから　うち晃に告白するね」

智ちゃんの言う通り、七美ちゃんは勇敢ですね。勇気を出して、走り出したのだから、カッコいいです。

そして、自信が持てなくて追いかけられない、そんなカッコ悪い蘭さんを、

叱ってくれた智ちゃんも、友達想いですごくカッコいい子だな、と思いました。

「そんなんで晃くんとられたって　あたし同情しないからね」

「好きなんでしょ晃くんのこと　だったら　弱音吐いてる場合じゃなくない？」

智ちゃんのおかげで走り出すことができた蘭さん、カッコよくなってますね。

しかし、せっかく七美ちゃんを見つけることができたのに、ちょっとちょっと、山田くんー！！！！

山田くんもカッコよかったけど！！素敵でしたけど！！

七美ちゃんの告白を止められなくて、また落ち込んでしまう蘭さんの呆然とした顔が切ないです……。

「ふ　2人で　どこかに行っちゃた」『……もう　遅かったんだ…』

だけど蘭さん、もう遅かった、取り返しのつかないことになった、なんて考えるのは間違っているのでは？

たしかに七美ちゃんは、佐伯くんに告白したけれど、ただ気持ちを伝えたかっただけなんじゃないかな。

それに、佐伯くんが告白した七美ちゃんに対し、どのような言葉をかけたのかもまだ分かりませんし。

そして告白を終えた七美ちゃんは、蘭さんに話があるのかもしれないですね。

跳び蹴り、ではなく雪のせいで滑っちゃったんだろうなぁ。

蘭さんと七美ちゃんの友情はどうなるのか、次回がとっても気になります。

6月号の 22話が、早くも待ち遠しいです！！！！