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プチコミック1月号の どうしようもない僕とキスしよう 7話の感想です

どうしようもない僕とキスしよう 7話 北川 みゆき 先生 著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!

タカオのバーで 渉に「オレと宮野  …つき合うことになりました」と報告した 蘇芳は、渉の反応に 違和感を覚えます。

『気のせいか? ただ驚いたっていうより…  ショックを受けたみたいな―――  大事な幼なじみの相手が オレなんかで 不満なのかな』

そして、渉が 翠斗のことを気にすると、藍は 真っ直ぐに前を見つめ「翠斗の前で言ったの 蘇芳くんと つき合うって」と 明かしました。

3人の会話が聞こえていた タカオは、藍に対し 怒ったような態度を見せ、藍と蘇芳が 帰ると、藍に想いを寄せる 渉のことを心配します。

「……気づかれてたのか――――――」

「誰にも言いません」

「僕のことは いいんだ  藍が決めたことなら  …ただ  その決断が彼女を苦しめることに ならなければいいんだけど―――」

つき合い始めたことを 隠す気はない、なんて 嬉しいこと言ってくれた 藍を、蘇芳は デートに誘いました。

「こういう会社帰りじゃなくて  明るいうちから  外で待ち合わせして  ランチしよう  買い物したり 映画観たり  今までどおり 終電まででいいから」

翌日の土曜日、2人は ランチへ行きます。

すると 食事中、藍が「どうしてあたしを責めないの?」と 蘇芳に尋ねました。

「誰とも つき合う気がないって言いながら 勝手なことを言ったのに  あなたは 何も言わずに受け入れている  蘇芳くんは それでいいの?」

「宮野は 責められないのが居心地悪いほど  勝手なこと言ったって 思ってるんだ?

なんで?  オレ めちゃくちゃラッキー☆って思ってるんだけど

好きな女に つき合うって言われたら そりゃ受け入れるよ

オレを好きで言ったわけじゃないって わかってるから 別に ダマされてねーし

本当にホレてもらえるように 頑張るから

オレ言っただろ ―――仕事も恋愛も  諦めるって選択肢はないって

むしろ チャンスだと思ってる」

しかし 実は、「宮野」ではなく「藍」と呼びたくても それができない現状に、蘇芳は 悔しさを感じています―――

『今思えば  彼女と寝る前から オレは あの遠い目に魅かれていたんだ

儚げで 焦がれるような

まさかその先に  弟を見ていたとも 知らずに

なのになんで つき放した言葉や態度をとるのか オレにはわからない  でも

なんとなくだけど あのふたりは その意味を知っている気がする

―――――――――宮野 藍と 3人の男達の間には 彼らにしか わからない空気があって

オレはそこには入れない

一緒に育ってきた年月や環境を思えば 当り前だけど

だからって  嫉妬しない理由になるかよ』

『諦めるって選択肢がないのは 自身も余裕もないからだ

どんなに  腕の中に閉じ込めても 奥に入っても オレだけが知らない

オレだけが わからない女』

藍の気持ちは 少しずつ、ゆっくりと 蘇芳に傾いてきているのかな…と感じました。

初めて 蘇芳に「泊まっていく」と言ったのですから、藍の中で 何かが変わっていってることは 間違いないでしょうね。

一方、翠斗に向けられた 殺意の意味に気づいた 蘇芳は、さらに『諦めるって選択肢はない』という気持ちを 強めていて、ますます 藍への想いが深まっていることが よく分かりました。

蘇芳と翠斗の間で 今後、かなりの火花が散る予感しかしないので ハラハラしますし、藍に告白することを 完全に諦めてしまった 渉の気持ちを考えると、ものすごく 切ないです…。

1人の女と4人の男の 恋の行方、どうなっていくのか 続きが気になって仕方ありません!!

8話の掲載が とても楽しみです!!!!

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