きらめきのライオンボーイ6巻の感想です
きらめきのライオンボーイ 6巻 槙 ようこ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
みわ達は 2年生になりました。始業式の朝、みわは 自分で前髪を切って、ちょっと失敗してしまうけど、
桐敦に貰ったリップを 少しだけつけて、ごきげんな様子で 登校するのです!
しかし、桐敦と同じクラスに なれなかったため、みわのテンションは 急激にダウン……。
みわと桜太が A組、桐敦 笑心 佐野 まる見はB組でした。
桐敦と笑心は、桜太に「みわのこと よろしく」と頼みます。
新しいクラスの男子とも 女子とも、あっという間に仲良くなれる 桜太。
そんな桜太のおかげで、みわも クラスのみんなと打ち解けることができました。
荷物検査の時、「私まんが持ってる…」と青ざめる みわを助けてくれて、
しかも『きらめきハート』に 興味を持ってくれたり、ななめになっていた みわの前髪を揃えてくれたり、
笑顔で 優しく接してくれる桜太のことを、みわは 初めて「…なんか 友達みたい…」と思ったのです。
「じゃあ 今日から友達ね
桐敦君や笑心ちゃんと はなれても 不安じゃないよ 僕が守ってあげるからね」
みわに、はじめての 男の子の友達 ができました。とても嬉しそうな みわ。
ところが 桜太は、みわに借りた まんがを手に、「やばいな―――… みわちゃん」と、1人 呟くのです。
みわと桜太は すっかり仲良し!! 笑心が嫉妬してしまうほど。
そういった様子を眺める佐野は、少し 心配そうにしています…。
そんな中、学校行事の 体育祭が近づき、桐敦は 実行委員をやることになりました。
もう1人 B組の実行委員の女の子に、桐敦が好かれていることを知ってしまった みわは、
ちっちゃい やきもちを妬いてしまいます。
それに気づいた桜太は A組の実行委員を決める際、「僕と みわちゃん やりたいです」と立候補。
ところが、運動神経に自信がない みわには、不安しかありません……。
体育祭の練習中、頭を打ってしまった みわを、桐敦が 心配してくれます。
実行委員になったことの みわの不安な気持ちも、聞いてくれました。
「なんで 委員やろうってなったのか わからないけど」「桜太は みわのこと思って 言ってるとおもう」
一方 桜太に話しかけた佐野は、桜太のことを 心配していて―――
桜太が みわに、どんどん惹かれていく描写が 切なかったです。無理に笑おうとするところが、特に……。
恋心を抑えられなくなった桜太に、想いを伝えられた みわが、
「私は きっと この先いっしょう永遠に 中条君のものだよ」と 返事をしたシーンは、
みわの 桐敦への愛にキュンとすると同時に、桜太の気持ちを考えると 胸が痛みました。
もういちど 桜太の笑顔が見たい、という みわの願いは叶うのか、気になりますね。
それから、こうなることを 多分、誰より先に予感していたのだろう 佐野が、
「お前 俺らの仲 ブチ壊す気?」って言ったのが 印象的でした。
みわと桐敦の仲、ではなく、俺らの仲。つまり 幼なじみ4人の仲、ということですよね?
自分本意なところが 何とも佐野らしいなぁ、なんて感じたのと、
佐野は 幼なじーみずの仲を、とても大事にしているんだなぁ、って思いました。
そして、桜太のことを 絶対に責めたりしなかった桐敦が、ものすごく カッコよかったですね!!
「いいよ 好きなままで 桜太の気持ちが かるくなるなら」
「いつも あたり前みたいに 頼ってごめん 桜太が自分のこと クソ野郎って思っても
俺には大事な クソ野郎だよ」
みわが 桐敦を信じているから、桐敦は カッコよくなれる。みわと桐敦の絆に キュンキュンします
優しくて カッコいい桐敦の言葉で、桜太も しっかり元気を取り戻してくれたのではないでしょうか?
次の巻では、果たして どんな展開になっていくのか、本当に気になります。
B組の担任 春日先生が好きなので、春日先生も いっぱい登場してくれると嬉しいなぁ、なんて期待
秋に発売予定とのことの7巻が とっても楽しみです!!!!