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別冊マーガレット2月号の 恋のようなものじゃなく 3話の感想です

恋のようなものじゃなく ♯3 南 塔子 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください!

「なんか 放っておけないよね  未仁ちゃんて」
未仁

『少し困ったような でも優しい顔で  千耀くんが笑って そう言った』

『嬉しい  子供とかペットみたいに 思われてるとしても』

『千耀くんが気にしてくれることが すごく』

『嬉しい』

駅での出来事を 七緒に話すと、七緒は「へー いーじゃん  もう つきあっちゃえば?」なんて サラリと言います。

おこがましいし まだ自分の気持ちが分からない、と 未仁は後ろ向きでいるけれど、七緒の目には もう十分 恋してるように見えるのです。

七緒
「あ でも前の時も フツーに未仁 浮かれてたっけ」
未仁
「…ハイ…」
七緒

「んー  そんな思いつめなくても」

「つきあってみて 違ったらまた次で いいと思うんだけどな――――――」

「って  未仁には それは無理か」
未仁

『もしこれで また違いました なんて事になったら』

『きっともう 一生立ち直れない』

『だから』

『千耀くんのそばで もっと千耀くんと仲良くなって』

『絶対に これは恋だって 断言できるくらいになりたいんだ』

『そうなったら』

『はじめて 気持ちを伝えられる―――』

   ……

七音から、未仁の元彼の武藤くんは今 彼女と幸せそうにしている、と聞いて ホッとする未仁。

それでも 駅で武藤くんと遭遇すると、顔は青ざめ 足はすくみ、思わず 逃げ出そうとしてしまいます……。

未仁
「―――っ ごめんなさいっ…」
武藤くん
「待って 小山内っ!」

武藤くんは 深々と頭を下げて、未仁に 謝罪してくれました。

ひどいことを言って 終わらせてしまったこと、自分が 勝手だったこと 最低だったこと―――

実は 武藤くんも、未仁と同じように 後悔と反省を抱えていたのです。

武藤くん

「―――ずっと謝りたいって 思ってたんだ」

「でも 勇気なくて キッカケ つかめなくて………」

「今日 偶然会えて  やっと言えて よかった」

「ごめん やなこと 思い出させて」

「話聞いてくれて ありがとう」

未仁

「………っ」

「私こそ…っ  ありがとう」

「話してくれて ありがとう」

『武藤くん あわてて 彼女の元へ駆けてく姿が  素敵だった』

『きっと今  素敵な恋をしてるだろうな――――――』

   ……

トラウマから解放された 未仁は、1か月ぶりに 髪を切りに行きます。

もちろん、千耀くんがいる あの美容院へ、です!!

ドキドキしながら お店に入ると、目の前に 写真が落ちていました。

その写真に 映っていたのは………

未仁
「ちぃちゃん…」

幼稚園の頃に通っていた 音楽教室で、一緒だった 女の子。

未仁は ちぃちゃんのことを、可愛くて 妹みたいに思っていたのですが、2人は とある理由で ケンカ別れをしています。

ちぃちゃんは 未仁のことを、ミニーちゃん と呼んでいました。

千耀くん
「―――  やっぱり…… ミニーちゃん……」
未仁
「……え…?」

『千耀くん 今 なんて………?』

『さっきから  次々くる情報量に  頭が追いつかない』

『ミニーちゃんて 呼んだ?』

実は ちぃちゃんは 女の子ではなく、母と姉の趣味で 可愛い格好をしていた 男の子、幼き日の 千耀くんで――――――!?

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