Kiss(キス)6月号の 御手洗家、炎上する 22話の感想です
御手洗家、炎上する 第22話 藤沢 もやし 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
杏子が 御手洗家の家事代行の職を解かれ、柚子と住んでいた あの家を出てから、4々月が経っていました。
今は1人暮らしをしている 柚子は、「自立しなきゃ」という思いで 就職活動に勤しんでいます。
一方、部屋に引きこもっている 希一は、真希子が用意した 市販のおにぎりを食べて、
杏子のことを思い出しながら「…不味……」と呟くのでした―――
御手洗真希子は カリスマ主婦モデルとして、一層の活躍を見せています。
最近はインスタで 料理を載せないことを、上手く 誤魔化しながら…。
フォトブックが出ることが 決まっているらしく、自分の本を出すのが夢だった真希子は 意欲的です。
「…実は マネージャーと相談して 今後は あまり私生活のことをSNSに載せないことにしたんです」
「これからプライベートの露出を控えるぶん この本は これまでの私のSNSの集大成にするつもりです
絶対に 良い本にします」
御手洗家の親戚一同が集まった 会食に、遅れても悪びれる様子がない 真希子。
末席に座ることも 拒否し、治の姉と 真正面からバチバチ…!!
治の姉は、これまで真希子が 世間にプライベートを見せてきたことに対し、強い不満を持っています。
しかし 真希子は、すべて病院のためにやっていることだと 主張しました。
「でも今回 建設費用の頭金を出したのは 誰ですか?
病院と同じ「御手洗」の名前を 今 名乗っているのは 誰ですか?」
病院を建てるのは 私たちだという事を お忘れなく」
御手洗の家に来て 皐月と比べられ続けてきた真希子は、皐月を 疎ましく思い、また 同情した日もあり、
そして、皐月と違い 私は闘って自分の居場所を勝ち取った、という 自負があるのです―――
完全に、真希子の思い通りに 物語が動いている感じがしますね……。
杏子と柚子、皐月を 市原さんに見張らせて、徹底的に邪魔者を排除しようとする姿勢が 恐ろしすぎる…!
しかも 治の姉たちの前でも、あれほど 強気でいられるとは、真希子の強さを 改めて感じました。
巻き込まれている真二が ただただ不憫ですし、妻も姉も 自分のことしか考えていない女性に囲まれ、
ちょっと治にも 同情しちゃいます……。もっと しっかりしてほしい、とは やっぱり思うのですが。
フォトブックの発売記念イベントで、真希子が 料理の質問に、上手く対応したことには 驚きました。
インスタごはん に関しては、きっと 必死で練習してきたんでしょうけど…。
まさか、「山内しずか」が 真希子のマネージャーとして、真希子に協力していたとは!?
しかし 杏子は、市原さんに正体がバレて 絶体絶命だったはず。
家事代行の役職を解かれたのは……、クビになった とかではなく、マネージャーになったから?
もしかして 市原さん、杏子の味方になってくれたのかもしれませんね。
偵察の写真は フェイクだとすると、柚子の1人暮らしも 真希子の目を誤魔化すためでしょうか。
真希子の思い通りに進んでいる展開に ヤキモキしたけれど、今後 杏子の大逆転が始まりそうですね!!