Kiss(キス)11月号の 御手洗家、炎上する 26話の感想です 
御手洗家、炎上する 第26話 藤沢 もやし 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください！ 
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単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
真二を慕う 準ミスの葛木さん。実は 彼女は、色々な男性に貢がせる 魔性の女でした。
結婚するなら医者 と決めていたから、開業医の息子の真二に 近づいたのです。
『自分から告白は しない主義だった でも そんなことは どうでも良くなるくらい
私は「御手洗七海」になる未来に 固執していた』
葛木さんは、真二の母 真希子に対し、いい印象を持っているわけでは ないけれど、
御手洗真希子のインスタを 頻繁に見ており、真希子の優雅な日常に 憧れています。
『真希子の記事は 2年前から すべてチェックしている 正直どれもキレイ事ばっかで 全く共感できない
…でも 半年くらい前 気になる記事があった』
『そこには 真希子が再婚前から したたかな女であったこと
火事の起きた御手洗家に 下心から近づいたことなど
それまでと 全く違う見方で 御手洗真希子の人生が 語られていた』
『時々 ふと思う もしかしたら
これこそが 御手洗真希子の 本当の姿を描いた記事だったんじゃないだろうか
あの記事を読んだとき いつも御手洗真希子の記事から感じる違和感を 全く感じなかった
むしろ ようやく 御手洗真希子の全体像が はっきり掴めたような気さえした
もしかしたら あの人も あたしみたいに 最初から野心を持って あの家に近づいた人間なんじゃ…』
あの置き去り事件から 4日、風邪で学校を休んでいる真二の お見舞いのため、御手洗家に来た 葛木さん。
真二を 絶対に逃したくないため、自分から 攻めて攻めて、攻めまくろうとしているのです。
ところが、ちょうど帰宅した 真希子と、2人で 話をすることになってしまいました。
真希子は 葛木さんが、野心を持って 真二に近づいている、と気づいているので どんどん攻撃的に。
「うちの息子なら チョロそうだと思った？
この家のものを あてにして ここに来てるだけなら これ以上 息子に関わらないでもらえるかしら？」
しかし、葛木さんも 言われっぱなしではありません。同属嫌悪なら やめてほしい、と反撃します。
ですが ここから、葛木さんは 真希子が持つ、想像以上の恐ろしさを 知ることに―――
「ここで暮らすのは 大変よ 24時間 365日 この家の雑用を押し付けられて
常に周りの機嫌を伺って過ごすの もちろん 味方は誰もいない
どう？ ひどい話でしょ？ でもね
人の金で生きるっていうのは そういうことなの あなたに そんな生活できる？ できないでしょ？
欲しい物があるくせに 黙って誰かが恵んでくれるのを 待っているだけで
自分の身を差し出す 覚悟もない
同属…？ アンタは 私が一番 嫌いな人間よ 二度と 私の家に入ってこないで」
真希子と葛木さんの 女同士の争い…、いつもとは違う 緊張感がありましたね……！！
とはいえ、やはり 真希子に勝る悪女なんて、いるはずが ない？？？
葛木さんって、真希子には「小物」だと 言われていたけど、言いかえれば、
まだ親しみやすさがある というか、ギリギリ愛嬌を感じる部分があるなぁ なんて思います。
贅沢したい！ でも 働きたくない！ 医者と結婚して 勝ち組になりたい！ と、
心の中では 欲望を全開、家と外では キャラ真逆、なところに つい笑ってしまいました！！
だけど、一癖も二癖もある 葛木さんを、なめては いけなかったですね…。特に 真希子は。
「御手洗真希子の本性」が分かる 音声データが、SNSで 瞬く間に拡散。
これは 本当に――― 御手洗真希子、終了。でしょうか……！！？？
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