プチコミック(PEtit Comic) 内田 カリス 先生 著
1話 第1話 甘い罠
無職で 宿なし、ネカフェ生活3日目の 愛瑠(あいる)は、ろくに食べてなくて 倒れてしまいます。
すると、グリーンショップを経営している 近江さんが、助けてくれました。
家族に仕送りをするため 仕事を探す 愛瑠を、雇ってくれた 近江さんには、亡くなった奥さんがいて―――!?
2話 第2話 油断
起業後 間もなく 結婚するも、翌年 妻と死別している 近江さん。奥さんが、やりたかったグリーンショップを 始めたばかりのことだったそうです。
そして、ある日 お店で倒れて 帰らぬ人となった奥さんは、病気のことを 近江さんに言っていませんでした。
仕事が忙しくて 妻のことは二の次になってしまっていた 近江さんは、彼女に そうさせたのは 自分だと、今でも 己を責めています。
近江さんのことを知れば知るほど 彼の優しさに気づき、彼に惹かれていく 愛瑠は、偶然 奥さんが書いた 植物観察日記のノートを見つけて―――!?
最終話 熱い感動
愛瑠が見つけたノートは ただの観察日記…ではなく、近江さんの奥さんが生前に書いた 近江さんへの手紙でした。
『それは 伝えられなかった愛で溢れてた』
『早くに病気で 奥さんを亡くして 自分は恨まれてるって 近江さんは思ってた…』
『けど違う』
『これを読めば わかるはず 奥さんに 恨まれてなんて なかったって』
『近江さんの気持ちは 救われる―――…』
すぐに 愛瑠は、そのノートを 近江さんに渡し、とにかく最後まで読んでほしい、と お願いします。
ノートを読んで 奥さんとの死に向き合った 近江さんですが、突然 お店を閉めることにして―――!?