LaLa(ララ)6月号の斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない22話の感想です
斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない #22 晴海ひつじ 先生 著
ネタバレありの感想です! ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
風香たちは 夏休みー!! 自然と 斎王寺家の中で過ごす時間が長くなりますね!!
そんな中、自室を掃除中 この家のお母さんの日記を見つけた風香―――
誰にも見つからないような場所に隠してあった その日記は、
お母さんの「母親」としての 赤裸々な悩みが書いてあるのだろうなぁ…と思いました。
たまたま 風香が目にした1ページには、燈さんのこと。
まだ3歳の燈さんが “母親を大好きな息子”を演じていることに気づき、
情けなく思ってしまう気持ちが 綴られていますね。
『あの仲の良さは 演技だったっていうの…?』
そんな事はない、これは お母さんの愛情の詰まった日記だと、宰さんが教えてくれて ホッとしましたが、
しかし たしかに、浬くんのことについては 何て書かれているのか、気になってしまいます……。
宰さんが「俺はお前と母さんが 本当の親子みたいになった方が嬉しいよ」と言ったから、
お母さんに 甘えるようになった、3歳の燈さん。それは とても温かい心遣いで、
燈さんの 明るく振る舞ってくれる優しさは、子供の頃から。
そんな燈さんが 浬くんに謝ることを決め、浬くんと向き合おうとしているのですから、
そうです! 絶対に和解できるはず! きっと そう遠くない未来です!
だって 浬くんも、すっごく優しい人だから。
風香のために作った 数学の勉強ノート。渡せずじまいにならず、無事に渡せて よかったなぁ。
ただ 浬くん。どうしても上から目線になってしまうところ、ちょーっと不器用すぎますけどね。
イラッ としちゃってる風香さんが、心の中とはいえ 言葉遣いが荒く…!!
『でも 凄く丁寧にまとめてある… 浬君 忙しいのに私のために…』
お礼を言う風香の 嬉しそうな表情。そんな風香を見て 浬くんも嬉しそうだし、
頭ぽん で「まあ 頑張れよ」に、とっても キュンキュンしました!!!!
幸せを噛み締めてる風香が可愛くて さらにキュンとしちゃうのに、風香には 深刻な悩みが……!!
『って ちょっと待ってください
わたしばっかこんな ときめいたり 物貰ったりしちゃダメじゃないですか
私は浬君を ふりむかせたいのに!!』
もう十分 ふりむかせているのだけど…、浬くんのために 何かしたい、と思う 風香の気持ち、
すごく素敵だと思いますし、好きな人がいる女の子として 自然な感情だとも思います。
浬くんの ボロボロのパスケースを見つけて、新しいパスケースをプレゼントしようと決めた 風香。
早速 買いに行った先で、たまたま会った 星さんが、また すごく可愛らしかったですね
本当は 燈さんと付き合っていないこと、浬くんが 好きなこと、正直に打ち明けた 風香も、
怒ったりせず「お互い頑張ろうね!」と言ってくれた星さんも、2人とも 魅力的な女の子!
たしかに星さんは 素敵だけど、別に 風香だって負けてないのに……。
面白い顔ができるところも 風香の魅力だと思います!!
宰さんが見守ってくれる中、風香は奮発して 高いパスケースを買ったのに、
まさか、同じ日に 同じものを、浬くんも 買ってきてしまうとは…!!!!
『やらかしてしまいました なんか1人になると泣けてきます
思い知らされる 私 浬君の事 全然わかってない…』
言えないだろうなぁ……。実は 私も買ってきてたんだけど、なんて……。
だけど、風香を かわいそうに思った宰さんが、浬くんに 教えてくれたのですね。パスケースのこと。
「俺のより こっちのが良さそうだな 交換 こっちがお前の」
落ち込んで 泣いてしまっていた風香を、『え…つまり… これって… お揃い!?』と、
あっという間に元気にしてくれた 浬くん、さすがです
まぁ…、一言も 二言も多くて、やっぱり 不器用すぎますけど。
だから 風香ちゃんってば、心の中とはいえ 言葉遣い…!!
浬くんを 喜ばせたかったはずが、また浬くんに貰ってしまった! と 悩みは続く風香だけど、
でも 何だか、幸せな悩みですよね また何度でも 挑戦すればいいのですから
これからの展開が どうなっていくのか、とっても楽しみで仕方ありません!!!!
7・8・9月号は お休みで、23話は10月号になるのですね。楽しみです。